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2018年08月20日(月)

今日の収穫 [交配ネタ]

今日は昼前からにわか雨が降ったり止んだりですっきりしない天気だったが10時くらいから山に行ってきた。

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いつもの坪を回って昼も近くなったのでどうしようかと思ったが、今年まだ行っていないところが有ったので足を伸ばした。

画像の中央に黄色い葉の蘭を発見!!

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ここは自然の蘭も引いたことのない所でやっとこの蘭を見つけた。

と言うのも緋月に金紫鳥を交配した種を播いていたところだ。
平成26年2月にここにピンポイントで播いていた。
去年も一昨年も生えていなかったのでダメだと諦めていたが5年で生えてきた。

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今日の収穫

Posted by 管理者 at 2018年08月20日(月) 17時43分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2018年04月30日(月)

寒蘭播種圃場 [交配ネタ]

ここは我が家の裏の8段有る段々畑の3段目。だいぶ雑木林化してきた。
栗(30年生くらい)は早くに植えていたが10年くらいかけて雑木を育てている(同時に種播きもしているが未だ成果無し)。今日は草刈りと落ち葉整理をした。
だいぶ自生地に近づいてきた。と言ってももともとこの山は寒蘭自生地なのでここから何百メートルも行かないうちに自生蘭が採取できる。

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[上段]
手前は栗で奥はスダジイ
寒蘭はスダジイの元に良く生えている。
西土佐に行くと栗畑で良く採れる。

ちなみに奥に見える箱は地蜂の巣箱。今年も左側の箱に蜂が入った。

[中段]
大きな木はヤマモモ
ヤマモモ元も適地と言われている。

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[下段]
一部にエビネの鉢を置いている。
木はスモモの大石早生。スモモの元も冬は落葉して明るくなるので良いかなと思っている。



Posted by 管理者 at 2018年04月30日(月) 20時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2017年09月03日(日)

種子の収穫? [交配ネタ]

なんと言ったらいいのだろう?
今日は種付けしていた種の入った鞘を収穫した。種の収穫では無い。これから追熟させて種子を得るのだが、今のところ未熟種子の詰まった鞘だ。果実のように果肉があれば実だが鞘の中には種しか入っていない。
そんなことはどうでも良いが、今日はこれを茎元から切り取って、花を活けるように水切りし瓶に指した。

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しばらく瓶に活けて追熟さす。

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白く見える鞘は熟しているのではない。左側の白いのは満天で桃や黄花は鞘も淡い。茎や鞘は葉緑素を持っていて生きている限り光合成をしている。自然に尽きる(枯れる)のを待つ。今鞘を空けると白い綿状の固まりしか得られない。種子が鞘から分離していない状態で。その固まりで置くとその内腐ってしまう。鞘のまま追熟させて種子が分離するのを待たないといけない。

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画像は3週間ほど前に茎から外し乾かしていた鞘。鞘を割って種子を出してみた。まだ不完全だが種子がまあまあ分離している。

この作業をいつするのかは悩ましいところだ。早いと鞘ごと腐ってしまう。株上で自然に熟すのは早くて12月で、それまで待てないので早めに茎元で切って瓶に活ける。昨年は10月に入ってからだったと思うが今年は9月の頭にした。果たしてどうなることか・・・

Posted by 管理者 at 2017年09月03日(日) 19時44分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2017年07月11日(火)

今日の収穫 2 [交配ネタ]

今日は早朝潅水したので時間があり近くの山に行ってみた。

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ここは昨年の10月以来行っていなかったところだ。
大きめの2枚葉を見つけたがおそらく秋芽が育った物だろう。

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ここにも1本。普通なら見逃すところだが、生えていると思うと不思議と見えてくる。

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三ヶ所回り合計で24本。

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余談だが、画像の蘭はある青の銘品と玖木の青との交配種。何故か芽は刷毛芽だ。親は青同士なので西谷のような刷毛が出るはずはないのだ。
しかし交配の花粉親として西谷を使っていると刷毛は劣性遺伝となって隠れる。隠れた物がさらなる交配で表に出たとしか考えられない。

こんなのを見ると遙か以前から各地で西谷物を交配親として使っていたことが解る。

Posted by 管理者 at 2017年07月11日(火) 17時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年06月27日(火)

今日の収穫 [交配ネタ]

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今日は種まきしていた山に行ってきた。
何カ所か回った中で1本だけ引いた。
捌けか黄葉のようだ。

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引いた場所は画像の下の丸のところだ。
この写真は平成26年10月26日に撮影している。
ここにその年出来た種をピンポイントで播いていた。
今日採ったのは確実に自分が播種した物だと解る。

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こちらは2年前に採取していたホルモンの塊から出た苗。

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今日引いた苗と寄せ植えしようと思いうつしてみた。
左端の1本を寄せ植え用とした。

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中の鉢が寄せ植え。これで2年飼ってみる。

種は金紫鳥と紅はるかが親だ。幾つか混ざっていたので確定は出来ないがどちらが親でも期待できる苗だ。

Posted by 管理者 at 2017年06月27日(火) 12時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年09月30日(火)

播種 [交配ネタ]

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今日は消毒をした後、すぐに○○山に走った。車で30ほどのとこだがいつも蘭を採りに行くところだ。

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採取も目的だったが、今回は新作の種まきをしたかった。
例年は10月に入ってからだったが今年は実の入りが早くしばらくこの山にも行っていなかったこともあって新作の種を持参した。

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私は寒蘭の播種については叔父にイロハを習った。叔父は人に荒らされるのを嫌がっていろんな工夫をしていた。一番は山奥深いところに播くことだ。太平洋が見えるところに播いているとよく言っていたものだ。ただし、これは年を取ると体力的にしんどくなる。

もう一つはダミーを播くことだ。本命はピンポイントにダミーは広範囲に。
その前にこの時期に播種するメリットは大きい。
この時期は株から切り離したさやの種はまだ完熟していない。切り取ってから追熟(乾燥)すると風に吹かれて飛んでしまう埃の様な種になる。

画像(300x168)・拡大画像(1200x675)

解るだろうか?
まだ完熟していない種は地面に播いても少々の風では飛ばない。
播くときも指先でつまんで落とすように播くと任意の場所に播種できる。画像の赤丸の所に播いている。

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右の画像は上の画像の真ん中の赤丸で囲んだ部分。
この後どうするかは想像に任せるが、これがピンポイントで苗を確保する秘伝だ。

自分は大学時代に沢先生から試験管播種の手ほどきをしてもらったことがある。花卉園芸の実験だったが3回生の時播種して4回生の時カルスを移植する所まで習った。その時に完熟種子よりも未熟種子の方が発芽が良く、6月には種子としては完成していて播種可能だと言うことを習った。

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この方法では数は難しいが、同じ種子を三ヶ所くらいに播いていると高い確率で任意の苗が得られるのだ。


上の画像の3個のケースの内2個はダミーだが、本命は切り取った直後の種だが、ダミーは早めに乾燥させて風が吹けば飛んでしまう種にしている。
言うまでも無いが、少し離れたところに播いておけば、本命を見つけられる可能性がずっと低くなる。


ダミーは在来種の交配でもともとその地にある寒蘭の子だ。これが増えても問題ない。交配種をピンポイントで発芽させ確実に回収することは生態系の維持にも良い方法だと思うがどうだろうか?




Posted by 管理者 at 2014年09月30日(火) 19時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年08月28日(木)

今日の収穫 [交配ネタ]

画像(300x168)・拡大画像(1200x675)

今日も山に行ってきた。

この苗に5,6年で花を付けたいがどうだろう。

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右の画像は今日採った苗の寄せ植えだが、上の苗は手前の小さな2本の苗。
平成23年2月に播いた「古都」×「酔玉」の実生のはずだ。

交配から考えると花を見るのは気の遠くなる長さだ。

寒蘭の無菌播種は山播きと比べてどうなのだろうか?
実際自分は経験が無いので解らないが、山播きより早くなるとは考えにくい。何回か植え替えて(本数を減らせて)瓶で育てれば早く開花するようだが、瓶出し後の成長は期待できないとのことだ。
一年生の苗を瓶出しして普通に育てるとなると丈夫な山苗と比べ遅くなってしまうのではと思う。

Posted by 管理者 at 2014年08月28日(木) 22時19分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年08月25日(月)

山播き苗 [交配ネタ]

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これは昨日山の中で見つけた自分が種を播いていたところに出ていた苗だ。

スマホで撮ったので大きく見えるが3センチ程度の苗だ。

画像(300x168)・拡大画像(1200x675)

平成24年2月19日に播種している。
その時の目印として木の枝を打ち込んでいた。

詳しいことは企業秘密なので言えないが、ピンポイントで苗を得ることができる技術を使っている。成功率はかなり高い。
この方法は今苗が見えている30センチ四方の僅かな地面からしか苗は萌えてこない。

山撒きの一番の危惧は他人に荒らされないかだが、この方法だと限りなく安全だ。普通の播き方では山の何処に生えるか解らないし生えだしたら至る処に生えてくるので人に見つかる確率がかなり高いが、この方法なら種を播いた(実際は埋けた)その場所しか生えない。

しかし見つかる可能性は0ではないので人の目に付く大きさになる前に回収しようと芽時期は忙しいのだ。

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6号の駄鉢にその日採った苗と寄せ植えしている。
上の蘭は赤丸で囲んだものだ、いかに小さいか解る。


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真ん中の4.5号の駄鉢には金曜日に回収した苗を植えている。
こんな苗を採ってくるのは人との競争もあるが、強敵は野生の動物だ。
人が入らない山奥では瓜坊や子鹿が緑の葉が地面から出てくるのを待ち構えている。

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話は変わるがついでに・・・・

左の鉢にはそれぞれ山採り苗は1株しか植わっていない。
あとは瓶出し苗だ。
昨年5月に一芽ものの豊雪セルフ苗を山苗と寄せ植えしていた。
いずれの苗にも大きな新芽が付いている。

自分は知らなかったが無菌播種した瓶出し苗は育苗の行程の中で人為的な蘭菌の接種をしていないようだ。
瓶出し苗はいくつか作っているが大きくなった蘭の根には蘭菌が定着している。自然状態で蘭菌の胞子が飛んできて自然に根に入るのだと思うが、あえて強制的にしていないため瓶出して早い時期は枯れる物があるとのことだ。
私の苗は一本も枯れなかった。


Posted by 管理者 at 2014年08月25日(月) 19時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年07月11日(金)

山採り [交配ネタ]

この手の話はメインブログでは誰が見ているか解らないのでこちらで・・・


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これらは今日採ってきた苗。

シーズン中、山には平均5日に一度出かけているが、上の6本の苗は1ヶ月前には生えていなかった。

山は広いのですべてを一日に回るのは無理があるのでコース分けして毎回違ったコースを回っている。点在する坪を線で結んだコースなので何回も見てしまう坪とサイクルが一週回って元のコースに戻らないと見ない坪がある。

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上と右の画像の黄金葉は西谷の雑種第三代。
交配親は言えないが私の育成種だ。

今一番花を見たい苗。

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この苗は綺麗な芽でバック葉には刷毛が残る。
竹内の交配で種子親は日光だと思う。

画像(199x300)・拡大画像(799x1200)

これは私の山採りではないが
右の苗の種子親は「玖木の無名青」×「緑雪」
蘭友に貰った物だが西谷の第三世代だろうか?


Posted by 管理者 at 2014年07月11日(金) 14時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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