2014年07月10日(木)
防除と肥料の考察 [栽培技術]
被害に遭われた方には申し訳ないが・・・
今日の台風は何処に行ったの?だった。
三時頃風雨が酷くて目が覚めたがその時がピークで台風が最接近した正午にはこんな天気になっていた。
そんなこともあって早速農薬散布をした。
今日使ったのはこれだが、よく考えるとバリダシンは毎回使っていた。少し使い方を考えないといけないと思い今年の散布状況を見てみた。
今年になってからの散布状況
2月1日
アミスター20フロアブル2000倍+バリダシン液剤51000倍+アミノメリット特青1400倍
2月17日(潅注)
キトチンキ2000倍+アミノメリット青2000倍
3月1日
セイビアーフロアブル1000倍+バリダシン液剤51000倍+アミノメリット青2000倍
3月16日
アミスター20フロアブル2000倍+バリダシン液剤51000倍
3月31日
セイビアーフロアブル1000倍+バリダシン液剤51000倍
4月21日
アミスター20フロアブル2000倍+バリダシン液剤51000倍+アミノメリット青1000倍
5月16日
セイビアーフロアブル1000倍+バリダシン液剤51000倍+アミノメリットM1000倍
6月1日
アミスター20フロアブル2000倍+バリダシン液剤51000倍+アミノメリット特青1000倍
6月20日
ゲッター水和剤1500倍+バリダシン液剤51000倍+コテツフロアブル2000倍
7月10日
アミスター20フロアブル2000倍+バリダシン液剤51000倍+コテツフロアブル2000倍
植え付け時潅注
タチガレエース液剤1000倍+キトチンキ1000倍+HB101微量
その他肥料など
3月5日グリーンキング
4月30日カルプラ1000倍(潅注)
5月4日メリットM1000倍+クミユーキ2号1000倍(潅注)
6月3日グリーンキング
散布時期や回数はこれで良いと思うが、やはりバリダシンが多い。もう一剤増やしてバリダシンの散布回数を減そうと思う。
炭そ病の耐性菌のこともあるが、アミスター、セイビア、ゲッターの3剤のローテーションでしばらくは良いのかなと思う。ちなみに私がバリダシンを多用しているのは(炭そ病の登録はないが)炭そ病にも効果があるのではかと考えているからだ。
腐敗病対策のキトチンキの潅注は今年は1回だけだ。昨年は2回でそれ以前は3〜4回していたが、これからは頭からかける潅注は植え付け時の潅注だけにしてやめようかと思う。
今までは腐敗病予防という考えがあったので蘭の頭から潅注していたが、これからは配合土に直接潅注して土作り効果を計ったらどうかと思う。キトチンキは土作りのためにはとても良い剤には間違いない。それとこっちのほうがかなり楽である。
もう一つ、土作りと言えばHB101も良いような気がする。
何回か使ってみたが悪いことはない。
話は変わるが先日、工場扇を換気扇にしようと思い工事をした。
2台回すと妻窓から強力な排気が可能となった。
Posted by 管理者 at 2014年07月10日(木) 16時38分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
コメント
focke さん
土作りを考える場合は配合して適度な湿気を持たせて1ヶ月ほど寝かせたいです。この間に植物がより健全に発育できる環境に変わっていきます。良剤とも根圏微生物層の安定を期待しています。
sazanami さん
HB101の活着促進効果はあるとは思いますが比較したことがないので解らないですがあっても目に見えるほどではないと思います。植え付け時のメリットはタチガレエースに軍配が上がりますね。万田酵素は効果が高いようですね!本部の芽会でも話題に上がっていました。
今日は、HB101以前5年間ほど使っていました、匂いは良いのですが効き目がはっきりしなかったので、今は使っていません。
蘭に害はないようです。
HB101より万田酵素のアミノアルファの方が根の伸びが良いようです(根に活力が出るような気がします)、アミノアルファ使いだして2年目ですが。
こんばんは。
土作りは考えた事は無かったです。したがってキトチンキとHB101も使用したこと無いです。
次は健全な根のための土作りが課題ですね。
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