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2017年06月23日(金)

夏至と花芽分化 2 [雑記]

画像(300x199)・拡大画像(1200x798)

さて、実際の芽かきだがこの鉢は奴どころか後ろのバルブからも芽が出ていた。

画像(300x200)・拡大画像(1200x800)

色々考えて真ん中の芽を残し左右を取った。

この株は未開花で昨年の新芽に花芽を付けたい。先に書いたようにこのようなバルブは夏至までに花芽分化していると考えられる。
花芽分化だけを考えるとこれから芽かきしても間に合わないのだ。

問題は奴芽を大きく育てさらに後ろからも芽を出させると、親バルブの栄養状況を悪化させ、せっかく付いた花芽の生長に影響することだ。
自分の経験ではこのような奴芽を残せば7,8割方花芽は土を切って伸びてはこない。

画像(300x200)・拡大画像(1200x800)

この株は大きく新芽が伸びているはたに小さな奴芽が付いていた。
慌てて小さな方をかいだ。
花芽分化は夏至までに終わっていると書いたが、例外もある。
それは昨年多かった。

画像(300x200)・拡大画像(1200x800)

新芽は夏至までにこれくらいバルブが膨らんでいれば親から十分な栄養をもらい新芽でも花芽分化するものも少なくない。
しかし夏至までにここまで大きく膨らんでいないと花芽分化は無理だろうと考えていた。

私は花芽がいつ見つかったかを記録している。
平成26年と27年は9月下旬までですべて終わっていたが、昨年は10月に44鉢、11月に27鉢もあった。これがどう言うことだったかをずっと考えていた。
それは夏至以降、特に盛夏を超えた8月下旬あたりから分化した物があったからに他ならないはずだ。

ただ新芽に遅く花を付けようと思っても技術的にどうなるものではなくたまたま天候でこうなっただけであるとは思う。


基本は、夏至までに花芽分化させる管理、その後の花芽を一人前に育てる方策、それを考えて寒蘭は作らないといけないと言うことには変わらない。

Posted by 管理者 at 2017年06月23日(金) 22時52分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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