2014年08月28日(木)
窓の話 [栽培技術]
あまり深く考えたことはなかったが、私の蘭作りはこの窓のせいで成功してきたのではないだろうか。
左の画像には第一蘭舎の入り口と左と右にそれぞれの窓が写っている。
夏の間窓はこれ以上空けていない(出入り口も常に閉めている)。右側はこれ以上開かないが、左の窓は跳ね上げると70度くらいは開く。あえて45度くらいまでに押さえている。
この窓の構造は今まで建てた全蘭舎(ハウスは別)共通だった。空気の流れは壁に沿って下から上がって窓に入りそれから天井の窓へと流れている。直接蘭に当たらない構造となっている。これが寒蘭の生育に良かったと思う。(ただし、中は扇風機で風を回し、天井の熱い空気は換気扇で排気している。)
ちらはハウスで妻窓は跳ね上げ式だが、サイドは巻き上げ方式である。
昨年は高温対策のため窓を全開していたのだが、それがいけなかったように思う。葉にダメージを受けた。
今年は全開とはしなかった。サイド窓には防風ネットと遮光ネットを張っているが、さらに下半分は遮光ネット2重張りにして風を押さえてている。中は寒蘭の葉の高さまでポリで囲って直接風が当たらないようにしている。
Posted by 管理者 at 2014年08月28日(木) 21時47分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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