new Woodynote

突然ですがしばらく休業します。

今シーズンは展示会出品は難しくなり花を整理しました。

発色用に使っていた第二蘭舎はご覧の通りです。

また再開しましたらよろしくお願いします。

昨夜は大雨が降っていたが今朝には上がっていた。
時間は６時４１分

我が家の蘭たちは今一盛り上がらない。

蕾がまだまだ堅い。

初花で開花するものは幾つかあったが、銘品は展示会に間に合うかと心配するくらい遅れている。

そんな中でも気の早い花はある。

朝起きると一番にパソコンを立ち上げて天気予報を見ている。
画像は１０日先までの予報だが、まだまだ寒くなりそうにない。
最後の農薬散布をしようと思う。
前回８日にしたときはそのまま寒くなるかと思うような気候だったが、嘘のようにもとにもんた。

その日の雨雲もチェック。
農薬散布後の天気を見ている。

時間は７時５分。日の出がだいぶ南からになったのでここが一番早く日が当たるようになった。

こちら下の第一蘭舎。時間は８時２４分、やっと日が差してきた。
今日はこれから散布した。

今日の農薬。
薬害軽減のためシンプル。
この時期は使い慣れた農薬が安心だ。

農薬散布後　葉

葉は薬液残渣が残らない農薬がベストだが、アミスターは少ない方だ。
同じフロアブルのジマンダイセンはこの時期最悪だ。

農薬散布後　花芽

「薫風」
ここまで薬害もなくすくすく伸びている。全体として薬害はほとんど見られない。昨年までは４，５鉢は目に付く薬害があった。

「紗羅」

花芽の消毒は今回で６回目だが、前回までの５回はメリット赤を2,000倍で加用している。
これも薬害がほとんど見られない要因か！

「紫音」

今回メリットを控えたのは、先日メリット赤単用で蕾割れの薬害が出た人の話を聞いたからだ。
農薬は未使用でメリットだけだったようだが倍率が適当だった。

今日は中４日で潅水した。

画像は第三蘭舎

ここも朝日が早く当たる。場所的には第一蘭舎の真上。一段高い分日が当たるのも１時間くらいは早い。

この場所はビニールは除けている。
防風ネットと灰色の寒冷紗越しに直射が当たる。
桃花の色が良くなってきた。中央の蘭は「美鳥」。

早い花は幾つか開いたが、まだ開花には早い。

画像は原生竜。支柱を外した。
あと１０日程で開花するだろうか。

この時期の作業としてはまだまだ毛糸縛りが多いが、短くなった支柱を長い支柱に交換しないといけないものも幾つか出てきた。

この時期に一度支柱を外して花配りを考えるのも良い。

画像は紗羅だが、新芽が出ている方を正面にすると第一花が向こう側を向く。

新芽のある方を４５℃左にずらし（新芽を左側に向ける）、第一花を手前に向けるとこちらに正面が出来る。

第一花の方向を決めてあとは支柱を立て直して花配りを考えながら毛糸で縛ってゆく。
ポイントは何度も言うが頂花は３６０°どちらでも向くと言うことだ。

第一花はせいぜい９０°、以前花茎を捻って１８０°方向を変える方法を尋ねられたが、そんなことをしている人が居るのかと驚いた。そこまでしなくても葉姿が見苦しくなければ新芽はどちら側にあっても問題ないはずだ。（実際本部展の雛壇を見ても新芽直上に第一花が来ている株は、５株に一つくらいしかない。）

こちらは第二蘭舎。
床置きの鉢がだいぶ増えた。

花茎の伸びは悪くない。
中央の花は「土佐舞子」。この花は日を採るだけでは紅くならないのでここに置いているが・・・・

「土佐舞子」
どうだろうか？

「豊雪」
こう暖かくてはどうしようもない。
やっと例年並みの気温になった。今朝は１３℃だった。やっと豊雪が白くなる温度だがもう間に合わない。

白キンシ「27136」
この花は裏切らない。いつも黄白に咲く。今年は本咲きしそうな感じだ。
この前オークションに出した花です。

第一蘭舎

毛糸の花もだんだんと増え高い位置に上がってきた。
支柱を数えてみたが、ここに約１４０本、第二に７０本、第三に２０本上がっている。

「紫音」
虎視眈々と狙っているのか、かなり追い上げてきた。本部にちょうどになるかもしれない。

「紗羅」
蘭舎の奥に置いているのが良いのか、桃に上がっている。
いつもはこの時点で緑が乗って更紗気味になっている。それで去年は日を強く当てて無理やり紅くした。
本当は桃に咲かせたい花だ。

「紫音」二鉢目
２芽に新芽の３芽物だが良く伸びてきた。

オークションに５点出品しました。

時間は５時４２分。
今日も天気が良く気温が上がりそうだ。

台風の影響か涼しくなっていたここ何日かまた暖かくなった。

前回から１１日目だが、こんな天気なので殺虫剤を散布することにした。朝晩も結構暖かく昼間は３０℃を超えていた。虫も最後の足掻きと飛び回っていた。

散布中

散布後
窓を開放し扇風機も回しているが、早朝なので乾きは遅い。その分害虫が居れば効きが良いはずだ。

アディオンなので忌避効果はあるが、バッタ類には長くは効かないと思う。カメムシ類も要注意だ。

気温が一気に下がればこれで最後になるかもしれないが、暖かくて虫が飛んでいるようならまた一週間から１０日後に散布するかもしれない。

時間は１６時２８分。第二蘭舎はすっかり日陰になっている。

今回の台風は問題は無かった。

ここ何日かの潅水だが、９月２６日、１０月１日、３日、今日としている。中４日、１日、３日と不規則だ。
今年は飽差の概念で水をやってみた。極力晴れた日の朝の潅水にしてみた。

「豊雪」
あのあと、そのままにしているので緑になってしまった。

期待の星「紗羅」
この株は昨年本部展で柄物花付きの部で金賞だったもので、普通なら前年以上の作にはならないと思うが昨年以上に良い出来だ。

昼の１時頃照度を測ってみたが明るいところで１７〜１８千ルックス、平均的なところで１４千ルックス程度だった。今日の湿度では午前中３時間ほどはしっかり光合成をしていたと思う。
発色は一定以上の光合成を行わないと、色素の元となる成分が作られない。

紗羅の葉芸

一段と支柱の数が増えた。

遮光を変更。
二重に張っていた25-30％クールホワイトを除けた。

天井裏がよく見えるようになった。

支柱は増えたが毛糸はまだずいぶんと少ない。
１週間ほど花芽の伸びが早いと思っていたが、ここへ来てスローペースになったようだ。

手前の花芽は紫月。開花までまだ一ヶ月以上掛かりそうだ。

こちらは紫音。本部展に間に合うかどうかと言うところだ。

今日は支柱がたらなくなったので新しく作った。

使っているのはホームセンターで売ってる２ミリ径のアルミ線。

花芽の目標長＋１０センチ（８０センチほど）でカット。

１０センチほどの所で折り返して曲げる。

曲げた先端を数ミリ残し（支点になる）直角に折り戻す。
更に先端３〜４センチ（土に差し込むところ）で直角に曲げる。
残った地面と水平になる部分を湾曲させる（カーブにすることでぐらぐらしなくなる）。

直線部分は指先で曲がったところを伸ばしながら真っ直ぐにする。
真っ直ぐにするのは花茎なので針金はほどほどで良い。

花茎の元に支点を手で押し込む。同時に先端を鉢の縁に差し込む。両手でしっかり押すことで安定する。

土に半分埋まった状態にする。真っ直ぐの部分を指で曲げながら堅くなった茎に沿わせる（地面から垂直に出ている芽は少なくほとんどどちらかに傾いたり曲がったりしている）。茎の元の方は結構曲がっているので針金を曲げながら沿わせる。茎は先端の柔らかいところが伸びているが、それから先の部分を針金に沿わして垂直に伸ばすとよい。

針金と茎を毛糸で縛る。

完成。

２ミリのアルミ線を使うのは支柱を臨機応変に曲げることが出来るからだ。花茎は葉に隠れる元の方は曲がっていても良い。反対に元から真っ直ぐ垂直に伸びてくる芽は少ない。傾いたり曲がっていることがほとんどだ。見えるところが垂直なら問題ない。

オークションに出品しました。

時間は６時５２分、第二蘭舎の床置きコーナー。
この時点で散水している。

屋根が飛ばされるなどの直接的被害はなかったのだが。
今回は結構な風が吹いたので掘っ立て小屋のこの蘭舎は花芽の被害がいくつかあった。

支柱を立ててしっかり縛っていた物は問題なかったが、元だけ縛ったような物に先の柔らかいところで茎が折れたのがあった。

今日は次の台風が来ても大丈夫なようにしっかりと支柱立てと毛糸縛りをしていた。

今回は久しぶりに強烈な台風だったが、今朝は台風一過良い天気になった。

台風対策は元からしているのでこれ以上はどうしようもないが、なんとか直接的な被害は免れた。

消毒は木曜日にしていたので、今日は中４日で潅水をした。

昨日まで締め切っていた第二蘭舎の窓は今日は一日開けっ放しにした。

この蘭舎は隙間があり、台風の風が入り込んで花芽を痛めていた。
３鉢ほど花茎が途中で折れていた。

第一蘭舎の窓も全開。

今朝は雨が降っていたが、昼前からは良い天気になった。

第二蘭舎だが、この時期はできるだけ生草を生やさないようにしている。
向こうに見えるのは隣の家の畑なので勝手に草刈りすることが出来ない。

蘭舎の回りは年に数回草刈り機で草を刈るほか除草剤も散布している。今回も何日か前にラウンドアップをかけた。ようやく枯れてきたところだ。

それでも頼るのは殺虫剤。

この時期、自分の周りの蘭作りはことごとく虫に花芽を食われている。
殺虫剤散布はほとんどしておらず、それなのに蘭舎の回りの除草もしていない。

今日は午後３時過ぎの散布となったが、１時間後にはほとんど乾いていた。午前中より乾きが早いのに驚いた。いつも朝なのでこれからはこの時間帯にしようかと思う。

寒蘭の薬害はこれくらいの時が一番怖い。
蕾の間に溜まった薬液が乾きが遅いときに起きやすくなるからだ。

ここまで伸びていると比較的心配ない。

先日、支柱立ての時に傷があるのに気がついた。
何かにかじられた様な跡だったが、今日は黒くなってそこから折れ曲がったようになっている。

今月３回目の散布で前回から１２日目。
前回は９月１５日に散布している。（ハモグリバエ対策としては問題ない間隔）
散布後突発的に入ってくるバッタかなにかにかじられたのだろう。

土日と昨日の３日ゴルフに行っていました。
昨日早朝オークションに２点出品しています。
蘭の世話はほとんど出来ず、今朝は中３日で水をやった（今月７回目）。

朝方は良い天気で西の空には大きな月が出ていた。撮影は午前６時ちょうどくらい。

あいにく午後から雨で電気を付けて作業していた。

作業はもちろん支柱立て。遅れ気味だったので一気に１００鉢ほど作業した。

今日の紫月。これくらいの伸びが本部展にちょうどだろう。

当然だが支柱を立てない鉢もある。

こんな株は少し手を入れる。

花茎の元を針金で縛りながら傾きを直す。
蕾をハンドパワーで螺旋状に回転させる。

作業後

こちらは傾きはこれでいいので、花配りだけ、後で困らないように道筋を着けておく。

ハンドパワーで、蕾の傾きを一定方向に纏める。左回りなら左、右回りなら右に蕾を傾ける。

作業後
元に戻る場合はハンドパワーを何度も試す。

天気予報では昨日の午後から今日の午前中は雨だった。
昨日は曇っていたものの雨はなく夜中に少し降った程度だった。
画像は今朝の７時前。

今朝も暗い内から水やりした。
しばらく開いたので昨日かけたかったが今朝になった。晴れの日を狙ってかけているが今月６回目だ。

昼間暑くて蘭舎には居られないが、朝夕の涼しいときにぼちぼちと支柱立てをしている。
蘭は肥料が効いたのか葉は黒々してきた。

花芽は一気に伸びてきた。
早い物は花間を取りだした。

今日は午後から曇りの予定だったが良く晴れて暑かった。

オークションに出品出来る物は無いかと探していた。

蘭舎が暑くて２鉢で諦めた。
１．名の浦産、去年初花だったので今年の花を期待していた。

２．仮名「虹の里」
他にも花付きがあり出品。

先日だったがボックス栽培コーナーに鉢が倒れないよう枠をこしらえた。
４．５号のプラ鉢も逆さにしたトレーの穴に底を差し込めば転倒しない。

もう一ヶ所あったボックスのビニールを除けて発色棚にした。

本格的な支柱立ての前にいろいろと作業をしたいが・・・

余分な花芽かき

傾いた花芽起こし

１５日に農薬散布して、今日１７日に潅水した。施肥から２回目の水やりだ。タイミング的には問題ないのだが、なんとこの３日蘭舎は３５℃越えだった。昨日は第一蘭舎は３７℃まで上がっていた。このまま秋にはならないと思っていたが酷暑がぶり返した。

昼間は暑くて蘭舎に居られず（蘭舎は床面散水）、山へ出かけていた。山も暑かったのだが風は涼しく真夏の暑さはなくなっていた。
ここで１本見つけた。

相変わらず水やりは早朝（今は真っ暗）にやっているのだが、今朝は水やり後にここにも行ってみた。

今年は全体的に芽の出が早いと思っていたが、この前の涼しさで花茎がぐんと一段と伸びたものがある。５，６日前だったと思うがかなり涼しくなり最高温度が２６℃の日があったほどだ。このまま秋になるかと勘違いした蘭もあったのだろう。

これからの作業としては支柱立てをしないといけないが、今日は夕刻ざっと見回って余分な花芽をかいでみた。

早い花芽もあるが普通のも遅いのも結構ある。

前に紹介した豊雪だが、花芽のコケ巻きは今日でギブアップ。

支柱立てをして後は普通の管理だ。

と言っても発色コーナーの特等席へだが・・・
（ここは明日は暗い内から散水する予定）

オークションに５点出品しました。
花付き３鉢と小苗２株です。

花芽付き４点追加しました。

画像は今朝の空

何日か前までは今日は雨の予報だった。

そんなこともあって昨日水やりしたのだが、なぜか晴れてきた。

昨日は今日は曇りで時々雨が降りそうだった。
日曜から天気が回復すると言うことで日曜か月曜に農薬散布する予定にしていた。が、急遽今朝散布した。

今日の農薬
主役はアディオン、虫害の予防に2,000倍で散布。
ずっと雨だったのでスボ抜け予防にバリダマイシンを1,000倍、炭そ病も心配なのでジマンダイセンも1,000倍で加用。ついでに微量要素補給のためメリット赤を2,000倍で追加した。

今朝の蘭舎
画像で見ると明るさが解らない。

外はこんな天気だ。

照度を測ってみた。
１８千ルックス、意外と明るい。

蘭舎内は３．３千ルックス。２千は超えているので光合成中だ。

なぜわざわざ測ってみたかというと光合成をしているなら水をやろうかと思ったからだ。
前回の潅水は１０日だがグリーンキングを９日にやっていて５日経ったている。
カビがこの状態なのでかなり分解が進んでいると思う。

置肥はこんな状態なのでそろそろ水をかけたかった。

潅水後
分解された肥料成分が水に溶けて鉢底まで行き渡たる。

過剰な肥料は余剰水に溶けて鉢から出て行く。
潅水が遅れると肥料の高濃度状態が続く。