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2015年01月20日(火)

山行き [山紀行]

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今日は山に行ってきた。

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この奥に蘭が生えていたのだが
わかるだろうか。

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ここまで降りてこないと生えているのはわからない。

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ここは3年前に種を播いていたところだ。

Posted by 管理者 at 2015年01月20日(火) 21時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2015年01月19日(月)

今日は土作り [栽培技術]

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今日は植え替え用の土を作った。

私の作業の中で一番の重労働だ。
土を砕いて篩でふるう作業は腰に来る。

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配合用のダケ土は大中小と3種類作る。

今回の配合では
大が0.9杯
中が1.0杯
小が0.3杯
使った。

これだけ作るのに3時間半かかる。

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ストックしていたダケ土も底をついてきた。

昨年は6回作った。

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市販土と一緒にサンドイッチ方式に積み上げる。

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人力で混ぜるのも一苦労だ。

まぜるだけで30分。

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最後は200リッターのタンクに保管する。

土作りは4時間の作業だ。

Posted by 管理者 at 2015年01月19日(月) 20時53分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2015年01月15日(木)

今日の第三蘭舎 [管理記録]

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第三蘭舎の法面もだいぶ復旧した。
晴れた日に少しずつ土嚢を積んでいた。

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今日は蘭の葉が黄色くなってきたので液肥をやることにした。

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液肥はクミユーキ2号だが、昨年からメリットMを混用している。
(アミノメリットは未使用)
アミノメリットでも良かったがクミユーキが沢山残っているのでこちらを使用。

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今回も二つをそれぞれ1000倍で潅注した。

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200リッターを作ったのでついでに
第一第二蘭舎も一緒にやった。

メリットMの効果はまだわからないが、まあまあ良さそうだ。
微量要素欠乏で葉先が痛むのを防止できたらと思いやっている。

Posted by 管理者 at 2015年01月15日(木) 22時50分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2015年01月13日(火)

今日の第三蘭舎 [管理記録]

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今日は快晴だった。
朝方は霜が降りていたが昼間は上着がいらないくらい暖かだった。

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こちらも15千ルックスを越えてきたら次の遮光と思っているがもうしばらく先になりそうだ。

ちなみに巻き上げネットがクールホワイト45−50%でその下側に南2/3クールホワイト25−30%を張った状態だ。

次はパオパオをさらに下に張るか、クールホワイト25−30%をダイオネット黒35−40%へと交換だ。

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ただし、サイド側は2万ルックス以上あったので、
遮光ネットを2枚重ねとした。
ついでにエビネの上だけパオパオを掛けた。

Posted by 管理者 at 2015年01月13日(火) 20時03分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2015年01月05日(月)

平成26年実績 [栽培技術]

昨年の防除・施肥実績をまとめた。

昨年大きく変わったところは液肥と微量要素を多用したことだ。
病害虫防除は大きく変わらないが、キトチンキの潅注は少なかった。

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液肥を増やしたのは
ここ数年、猛暑対策に潅水回数が増えているからだ。

置き肥では長くても肥効は2ヶ月、潅水で肥料切れが早まるからだ。
施用量はグリーンキングをやり始めてから代えていない。鉢のサイズでwで異なるが1g〜4gだ。プラ鉢や駄鉢を入れた平均で約2gとなる。

キトチンキは1回だけだった。
腐敗病の心配が無いからだが、今年は潅注はやめようかと思っている。
ただし植え付け時は行う。
それと土を配合した後のタンク内に潅注。

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ちなみに25年実績

この年は液肥は1回のみ。

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24年実績

Posted by 管理者 at 2015年01月05日(月) 06時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2015年01月03日(土)

今日の第三蘭舎 [管理記録]

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第三蘭舎の防寒対策した蘭棚。

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ポリ被覆後、一昨夜と昨夜2晩火を入れた。

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ほぼ全開で焚いたが一晩でタンクが空になった。
少し絞ると14〜15時間は保つと思う。

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温度は3.2℃。昨日は4.5℃だった。

二重の防寒対策は十分効果があったようだ。

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今朝は昨日よりかなり冷え込んだ。

Posted by 管理者 at 2015年01月03日(土) 08時34分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年12月19日(金)

防寒対策 [管理記録]

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第三蘭舎はビニールハウスだが、一重張りだった。

野菜ハウスでは防寒対策は二重や三重張りが定石だが、蘭なのでそれほどまでにしなくて良いとしていなかったが・・・

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今日はあまりにも冷え込んだので棚をポリで囲った。




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これだけ広いハウスをストーブ2台では何をしているかわからないと思い、棚だけポリで囲った。


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これだけ囲えばストーブもよく効くだろう。

Posted by 管理者 at 2014年12月19日(金) 20時18分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年12月17日(水)

今日は [管理記録]

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一日中雪が降っていた。
外は10センチほど積もっていたが、蘭舎内は3℃くらいはあった。


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明日の朝の冷え込みに備えてストーブを出した。

このハウスで2台。4時に火を入れた。

Posted by 管理者 at 2014年12月17日(水) 19時03分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年12月15日(月)

今日の第三蘭舎 [管理記録]

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第三蘭舎の寒蘭棚はちょうど1776鉢収まるが、シーズン前にはほぼ一杯になっていた棚も二割ほど空いた。

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空いた棚にはネギを植えるように山採り苗を植えている。

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今日は空になったプラ鉢を消毒した。

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最後は土の消毒。

Posted by 管理者 at 2014年12月15日(月) 17時56分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年12月14日(日)

コンタクトシート [雑記]

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今年の花をコンタクトシートにまとめてみた。

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数えてみると157。

今年咲いた花は350鉢ほどあったが、手元に残ったのはこの写真の枚数より少ないことになる。
残す花を写真を撮って記録していたのだが、買い手が付いて売ってしまった物もあるので実際残った花はこの数より少ない。

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Posted by 管理者 at 2014年12月14日(日) 21時23分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年12月07日(日)

検索サイトの名鑑更新 [雑記]

こちらのブログはしばらく更新していなかった。
ねた不足に、25年新命名をアップします。

土佐愛蘭会の広報部副部長として「土佐愛蘭会検索サイト」の名鑑の管理を任されている。
先日やっと25年を登録できた。

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1215 紫月 しづき 紅 四万十市西土佐 森 裕二

花は濃紫紅色で一文字咲の大輪 内外弁は同色の斉捧咲 芯体も同色 舌は中型の巻舌で淡い黄緑地に淡紫紅色の並点 花柄は緑褐色 腮、子房、芯体共に濃紫紅色 葯は黄色 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は緑色で並の中立葉
花5.0×0.7cm 花茎54.0×3.9cm 葉57.0×1.8cm

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1216 清澄冠  せいちょうかん 青 四万十町松葉川 筒井 清重

花は緑色で三角咲の大輪 内外弁は同色で基部に茶褐色の線が入る 内弁はやや開く 舌は中型の巻舌で淡い黄地に淡紅色の大点 腮は黄白色 花柄は緑がかった茶褐色 子房は茶褐色 芯体は紅色 葯は黄色 花茎は薄い茶褐色の中幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は濃緑の中立葉で露受葉を交える
花6.5×0.9cm 花茎75.0×6.0cm 葉63.0×1.8cm

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1217 國虎 くにとら  青 東洋町野根 大坪 啓助

花は濃緑色で三角咲の中輪 内外弁は同色 内弁はやや開く 主弁の基部に褐色の線、内弁の基部に紅褐色の線と染みが入る 舌は中型の巻舌で淡い黄緑地に紅褐色のべ夕舌風である 腮は濃紅褐色 花柄、子房共に紅褐色 芯体は緑色 葯は淡い黄色 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は葉上に高く抜ける 葉は緑色で並の中垂れ葉
花4.8×0.6cm 花茎59.0×4.5cm 葉54.0×1.5cm

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1218 源流 げんりゅう 葉芸 四万十町 嶋津 淳三

葉は中透、紺覆輪、片縞を交える並の中垂れ葉 花は未開花である    
葉28.0×1.5cm

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1219 美和の華 みわのはな サラサ 四万十市西土佐奥屋内 清藤 紀嘉

花は緑地に紅褐色線が入るサラサで折鶴を交える三角咲の中輪 内外弁は同色 内弁はやや開く 舌は中型の巻舌で白地に淡緑色に染み紅色の細点が数点入る 花柄、子房共に紫褐色 腮は紫褐色 芯体は淡紫褐色 葯は黄白色 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は葉上に高く抜ける 葉は緑色で並みの中垂れ葉
花4.0×0.6cm 花茎55.5×6.4cm 葉41.0×1.2cm

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1220 天紅 てんこう  紅 宿毛市楯山払越 弘瀬 勝利

花は紫紅色で三角咲の大輪 内外弁同色の斉捧咲 舌は大型の半巻舌で淡緑色に紫紅色の大点 腮、花柄、子房共に紫紅色 芯体は淡い紫紅色 葯は黄白色 花茎は紫褐色の中幹で四方咲 第一花は葉上に抜ける 葉は濃緑で硬い中垂れ葉
花5.6×0.6cm 花茎570×6.1cm 葉56.0×1.5cm

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1221 河内の神 かわちのかみ 青 交配種(島の宮×小天狗)堀口 末治

花は淡い緑色で一文字に近い三角咲の中輪 内外弁同色で基部に褐色の細線が入る 内弁はやや開く 舌は中型の円舌で淡い黄緑地に紅褐色の大点 腮は濃い紅褐色 花柄、子房共に褐色 芯体は淡い黄色 葯は淡い黄色 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は緑色で並みの中垂れの葉
花3.8×0.8cm 花茎33.0×3.5cm 葉40.0×1.7cm

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1222 美鳥 びちょう  桃 四万十市西土佐 堀内 武憲

花は桃紅色で三角咲の大輪 内外弁は同色 内弁は開く 舌は中型の巻舌で白地に淡い緑色に染み紅褐色の並点 腮は紫紅色、花柄、子房、芯体共に桃紅色 葯は黄白色 花茎は桃褐色の中幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は緑色、並の中垂れ葉で古葉に曙柄を残す
花5.0×0.6cm 花茎43.0×5.7cm 葉58.0×1.7cm

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1223 一の翼 いちのつばさ サラサ 室戸市吉良川町名の浦 武市 幸夫

花は淡緑色地に濃紫褐色の線が入るサラサで平肩咲の大輪 内外弁は同色で斉捧咲 舌は大型の巻舌で白色地に淡紫紅色のべ夕舌風である 腮、花柄は共に濃紫紅色 子房、芯体は共に淡紫褐色 葯は黄白色 花茎は褐色の細幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は緑色で並の中立葉

花6.0×0.7cm 花茎54.0×4.3cm 葉69.0×1.2cm

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1224 海人  かいと サラサ 交配種(小天狗×島の宮) 川村 五介

花は緑地に茶褐色の線が入る三角咲の大輪 主弁は濃茶褐色 副弁、内弁は茶褐色同色で斉捧咲 舌は中型の巻舌で緑白地に紅褐色のベタ舌 腮、子房は共に紅褐色 花柄は緑紅色 芯体、葯は共に黄緑色 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は少し葉にかかる 葉は濃緑色で広葉の中垂れ葉
花5.0×0.5cm 花茎53.0×6.0cm 葉74.0×2.1cm

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1225 炎花 ほのか 紅 宿毛市楠山払越 岡村 善充

花は紫紅色で一文字咲の大輪花 内外弁同色 内弁はやや開く 舌は中型の巻舌で白黄色地に紫紅色の大点と並点が入る 腮は紫紅色 花柄、子房、芯体は共に紅褐色 葯は白黄色 花茎は緑褐色の中幹で花間広く四方咲 第一花は葉上に高く抜ける 葉は濃緑で樋葉の中垂れ葉
花5.1×0.4cm 花茎65.5×6.2cm 葉48.0×1.2cm

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1226 京愁 きょうしゅう サラサ 室戸市吉良川町名の浦 林田 千秋

花は淡緑地に紅褐色の線が入る三角咲の中輪 内外弁は同色 内弁はやや開く 舌は大型の半巻舌で黄緑色地に紅褐色の大点 腮は紅褐色 花柄は茶褐色で基部は緑褐色 子房は茶褐色 芯体は淡緑色 葯は黄白 花茎は緑褐色の中幹で四方咲 第一花は葉にかかる 葉は緑で並の中垂れ葉
花4.5×0.7cm 花茎32.0×4.0cm 葉41.0×1.5cm

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1227 幻白 げんぱく 葉芸 土佐清水市 野中 克典
葉は紺覆輪中透縞、中押し縞を交える並の中垂れ葉 新芽は後冴えである 花は未開花の幼木である
葉22.0×1.0cm

登録の中の地名は原産地です。

原産地の意味は曖昧で、採取した人が命名しない限り、採取した場所を明確にすることは多くの蘭で難しいと思います。皆さん大体その辺りだとしているようです。

私が命名した「紫月」は採取地(小苗は数多く貰っていたのでいちいち採取地を聞いていなかった)は不明ですが、竹内から入れたので竹内の蘭舎の場所(西土佐)にしています。

ちなみに「天勝香」と「金紫鳥」は竹内の蘭舎から出ていますが、天勝香は西土佐、金紫鳥は勝間になっています。
竹内は鵜ノ江のH氏から入れており、H氏からは天勝香は鵜ノ江、金紫鳥は勝間産だと聞いていると竹内は言っていました。

原産地はよくわからないですね!!

Posted by 管理者 at 2014年12月07日(日) 22時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年11月12日(水)

今日の第三蘭舎 [管理記録]

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今日は少し明るくした。

11月入って1万ルックスを下回っていた。

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今日は嬉しいことにエビネに花芽が伸びているのを見つけた。
初めての花芽だ。

Posted by 管理者 at 2014年11月12日(水) 21時35分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年10月14日(火)

発色関連資料 [栽培技術]

ネットで見つけた記事です。参考までに・・・

植物の世界「花の色のメカニズム」
 
           植物の世界「花の色のメカニズム」
 
                      参考:朝日新聞社発行「植物の世界」
 
 自然界には極めて多彩な花の色があります。植物にとって花の色は,昆虫を惹き付け,
受粉するのに役立っていると考えられ,高等植物の進化に大きな役割を果たしているも
のと考えられます。
 人間にとっても,様々な花の色は生活に潤いをもたらしてくれます。またこうした要
求を満たすべく,古くから,より美しい色の花を作り出すために品種改良が行われて来
ました。近年においては色素分析の研究を基に,更に新しい品種の育成も行われ,実に
沢山の種類の色の花が見られるようになりました。
 
 花の色が赤や黄色など様々に見えるのは,その植物にいろいろな色素が含まれている
からです。色素の中において代表的なものは,フラボノイド,ベタレイン,カロチノイ
ド,クロロフィルの4種類の色素群です。これらが単独或いは共存して,淡黄から黄,
赤,紫,青,緑へと広い範囲の色を発現しています。これらのうちフラボノイドとベタ
レインは水に溶けやすく,花弁の細胞内の液胞エキホウに溶けて含まれますが,カロチノイ
ドとクロロフィルは水には溶けにくく,細胞内の色素体と呼ばれる小さな粒の中に含ま
れています。
 
〈最も普通な色素群〉
 フラボノイドとは,C6-C3-C6の基本化学構造を持つカルコン,フラボン,フラボノ
ール,オーロン,アントシアニンなどの色素の総称名です。フラボノイドは植物界に広
く存在しており,花のほか根,茎,葉にもあります。種類も非常に多いが,花色の中心
となっているのはアントシアニンです。アントシアニンは橙から赤,紫,青,水色まで
の広い範囲の,目立った色を発現しています。
 
 アントシアニンは配糖体(糖と結び付いて存在する物質)として存在しており,糖の
種類や結合する位置,数などによって多くの種類に分けられますが,糖を遊離させて残
った物質であるアグリコンの種類は限られており,その主なものは6種類と云われてい
ます。このうちペラルゴニジンは橙赤色,シアニジンは赤色,デルフィニジンは赤紫色
で,水酸基が増えるに連れて色調が青味を増します。また水酸基がメチル化しますと赤
味が増します(中略)。
 一方配糖体の型においては,グルコース,ガラクトース,ラムノース,キシロースな
どの糖が,アントシアニンのアグリコンに結合しているものが多いが,結合する種類や
数が異なっても,色自体は殆ど変わりません(中略)。
 またアントシアニンの中には,糖の部分に更にパラ・クマール酸,カフェ酸,フェラル
酸など芳香族の有機酸を結合しているものもありますが,これらは色調には影響しませ
ん。
 
 アントシアニンのほかに花色に関係するフラボノイドとしては,フラボン,フラボノ
ール,カルコン,オーロンなどがあります。
 フラボンやフラボノールはそれ自身は無色から淡黄色で,単独で花色を発現している
例は少ない。白い花の場合,その殆どにフラボンやフラボノールが含まれていますが,
これが白い訳ではなく,花弁の細胞間隙カンゲキに空気が入っているためです。フラボンや
フラボノールは,アルカリ性にしますと黄色になる性質があるので,その存在を確認す
るには,白い花弁をアンモニア水に浸し,黄色に変わって行くかどうかを見ればよい。
 フラボンはキンギョソウのクリーム色の花に含まれ,またフラボノールは,白やクリ
ーム色のバラやアサガオの花に含まれます。フラボンやフラボノールの色は単独では目
立たないため,共存する他の色素の色が出てくることが多い。
 ただしフラボンやフラボノールがアントシアニンと共存しますと,アントシアニンに
対して補助色素として作用し,アントシアニンの色を濃くしたり,色調を青味がかった
ものにする働きがあります。このような働きは自然界に可成り多く見られ,花色におい
てフラボンやフラボノールは,それ自身の色よりも,寧ろ裏方として重要な役割を果た
していることが多い。
 カルコンやオーロンは,フラボンやフラボノールに比べ黄色が強く,黄色から橙赤色
までの色を発現します。ダリア,ベニバナ,カーネーション,ボタンの花の黄色はカル
コン,キンギョソウの黄色はオーロンによるものです。
 
〈ベタレイン系色素の分布〉
 ベタレインは,赤から紫色のベタシアニンと,黄色のベタキサンチンの総称名です。
ベタシアニンはアカザ科のカエンサイの紅紫色の素であるベタニンに代表される色素で,
フラボノイド系色素のアントシアニンによく似た色調を示しますが,化学構造はフラボ
ノイド系色素とは全く異なっています。
 植物界においては,ベタレイン系色素の分布は限られています。それはナデシコ目の
ザクロソウ科,ツルムラサキ科(ツルムラサキなど),スベリヒユ科(マツバボタンな
ど),ヒユ科(ケイトウ,センニチコウなど),アカザ科,サボテン科,オシロイバナ
科(オシロイバナ,ブーゲンビレアなど),ヤマゴボウ科(ヨウシュヤマゴボウなど)
です。
 例えばマツバボタンの花の色は,黄,橙,赤,赤紫といろいろな種類がありますが,
全てベタレインで,アントシアニンは含まれていません。そのほかサボテンの花の黄,
赤,紫色や,オシロイバナ・ブーゲンビレア・ケイトウなどの花,果実,葉の赤から紫
色は,何れもこのベタレインによるものです。
 分類的には遠く離れているアカネ目のヤマトグサ科にもベタレインが含まれており,
ナデシコ目に分布が集中していることなどとも併せて,ベタレインの分布と系統分類の
関係が注目されています。
 
〈カロチノイドとクロロフィル〉
 カロチノイドは黄色から橙色,赤色の範囲の色を示す色素で,カロチン類とキサント
フィル類に大別されます。カロチン類は炭化水素,キサントフィル類は酸素を含むカロ
チン誘導体で,代表的なものに,前者においてはα-カロチンや健康飲料にも含まれるβ
-カロチン,後者においてはルテインやゼアキサンチンがあります。
 黄色の花にはカロチノイドだけでなく,フラボノイド系の色素であるフラボンやフラ
ボノールが共存していることがありますが,その発色源はカロチノイドの方であること
が多い。例えばマンサクやレンギョウの黄色の花にはフラボノールが含まれていますが,
カロチノイドも多く含まれており,主にカロチノイドによって発現しています。キンセ
ンカ,バラの園芸品種の黄から橙赤色,パンジー,カボチャ,シュンギクの黄色なども
カロチノイドによるものです。
 
 またカロチノイドは,フラボノイド系色素のアントシアニンと共存して含まれている
こともあります。この場合には,カロチノイドとアントシアニンの量の比率やアントシ
アニンの種類が,花色に微妙な変化をもたらします。バラの鮮やかな朱赤色の花の品種
は,カロチノイドとアントシアニンの混合によって発現していますが,これはカロチノ
イド系の色素を持つバラと,アントシアニン系の色素を持つバラとの間の交雑によって
作り出されたものです。
 
 クロロフィルは葉緑素とも呼ばれ,緑色を発現し,葉や茎には普通に含まれています
が,多くの花も蕾ツボミの時期にクロロフィルが含まれています。花が開く頃になります
と,フラボノイド系のアントシアニンやカロチノイド系色素などが急速に合成されてく
る一方で,クロロフィルは消失して行くため,緑色から赤や黄色に染まって行くのです。
例えばアジサイやチューリップなどの花の咲く様子を観察しますと,この変化がよく分
かります。しかし花の中には,咲いてもクロロフィルがそのまま残って変色せず,緑色
のままの花もあります。
 
〈アントシアニンによる花色の発現〉
 自然界の花の色の殆どは,これまで述べました4種類の色素群によって発現している
と云ってよい。これらの中においてフラボノイド系のアントシアニン以外の色素の場合,
花色の発現は比較的単純で,クロロフィルなら緑色,カロチノイドやフラボノイド系の
カルコンなら黄色と云うように,含まれる色素そのものの色がそのまま花の色に現れて
来ます。
 一方,アントシアニンの場合は,いろいろな要因によって同じ色素でも花の色が変異
することもあります。勿論アントシアニンの種類や濃度,複数のアントシアニンが含ま
れる場合には,それらの混合比率などによって,色調は多少異なっています。
 しかしそれだけでは説明出来ない大きな変異が見られることもあります。例えばアジ
サイの花においては,含まれているアントシアニンは全く同じでも,赤くなったり,青
くなったりします。このようにアントシアニンの場合は,発現する色が単純ではなく,
橙から赤,紫,青,水色に至るまで著しい変異を示すのです。
 
 その要因を巡っては多くの研究がなされて来ました。今までに幾つかの説が出されて
いますが,その一つは1913年に発表されたドイツのミュンヘン大学有機化学者ヴィルシ
ュテッター(1872〜1942)によるpHペーハー説です。これはアントシアニンを含んでいる
溶液のpHによって,その色が赤(酸性),紫(中性),青(アルカリ性)と変わるこ
とから,花の色の変異はアントシアニンを含んでいる細胞液のpHによって変化すると
云うものです。
 しかし東京大学の植物生理学柴田桂太教授(1877〜1949)は,アルカリ性の溶液に含
まれるアントシアニンの青色は極めて不安定で,色素を含む花の細胞液のpHはアルカ
リ性ではなく,寧ろ中性乃至弱酸性であることが分かり,青色の発現についてはヴィル
シュテッターのpH説に疑問を持ちました。柴田教授は,フラボノールを酢酸とマグネ
シウムによって還元してアントシアニンを得る実験をしていたとき,青緑色の色素を得
たことを基に,1919年,青色の発現は溶液のpHによるものではなく,アントシアニン
と金属元素との錯サク化合物によると云う金属錯体サクタイ説を発表しました。
 一方,イギリスのオックスフォード大学有機化学者ロビンソン(1886〜1975)は,
1931年にコピグメント説を提唱しました。この説は,アントシアニンがフラボン,フラ
ボノール,タンニン,多糖類などコピグメントと共存しますと,青味を帯びた色調を示
すことから考えられたものです。この現象はコピグメンテーションと呼ばれています。

Posted by 管理者 at 2014年10月14日(火) 03時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年09月30日(火)

播種 [交配ネタ]

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今日は消毒をした後、すぐに○○山に走った。車で30ほどのとこだがいつも蘭を採りに行くところだ。

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採取も目的だったが、今回は新作の種まきをしたかった。
例年は10月に入ってからだったが今年は実の入りが早くしばらくこの山にも行っていなかったこともあって新作の種を持参した。

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私は寒蘭の播種については叔父にイロハを習った。叔父は人に荒らされるのを嫌がっていろんな工夫をしていた。一番は山奥深いところに播くことだ。太平洋が見えるところに播いているとよく言っていたものだ。ただし、これは年を取ると体力的にしんどくなる。

もう一つはダミーを播くことだ。本命はピンポイントにダミーは広範囲に。
その前にこの時期に播種するメリットは大きい。
この時期は株から切り離したさやの種はまだ完熟していない。切り取ってから追熟(乾燥)すると風に吹かれて飛んでしまう埃の様な種になる。

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解るだろうか?
まだ完熟していない種は地面に播いても少々の風では飛ばない。
播くときも指先でつまんで落とすように播くと任意の場所に播種できる。画像の赤丸の所に播いている。

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右の画像は上の画像の真ん中の赤丸で囲んだ部分。
この後どうするかは想像に任せるが、これがピンポイントで苗を確保する秘伝だ。

自分は大学時代に沢先生から試験管播種の手ほどきをしてもらったことがある。花卉園芸の実験だったが3回生の時播種して4回生の時カルスを移植する所まで習った。その時に完熟種子よりも未熟種子の方が発芽が良く、6月には種子としては完成していて播種可能だと言うことを習った。

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この方法では数は難しいが、同じ種子を三ヶ所くらいに播いていると高い確率で任意の苗が得られるのだ。


上の画像の3個のケースの内2個はダミーだが、本命は切り取った直後の種だが、ダミーは早めに乾燥させて風が吹けば飛んでしまう種にしている。
言うまでも無いが、少し離れたところに播いておけば、本命を見つけられる可能性がずっと低くなる。


ダミーは在来種の交配でもともとその地にある寒蘭の子だ。これが増えても問題ない。交配種をピンポイントで発芽させ確実に回収することは生態系の維持にも良い方法だと思うがどうだろうか?




Posted by 管理者 at 2014年09月30日(火) 19時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

発色に関係すると思うもの [栽培技術]

今日は天気予報ではあまり暑くならないので殺虫剤散布をしようと思う。

今年は殺菌剤は混用するが、葉面散布剤のアミノメリットは混ぜない。
今までは花時期の散布にはアミノメリットを混用していた。

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画像は金紫鳥の花芽。二芽出ていたのでかいだが遅く出たのかこちらは少し色が良い。

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これをばらばらにしてみたが、色が付いているのは袴や苞(ほう)の部分だ。花茎の下部は発色しているが蕾の部分には色が付いていない。

今年は置き肥のグリーンキングを6月3日に施用してから9月15日の施用までの間に、8月2日と8月25日に液肥のクミユーキ2号とメリットMのそれぞれ1000倍液を潅注した。

アミノメリットを混用しないのは8月の2回の液肥潅注で十分事足りていると思うからだ。そしてこれからはグリーンキングが効いてくる。

花時期に肥料が欠乏すると発色に悪影響となる。花が大きく成長しないばかりか鮮やかな色が出なくなると言われている。特にリン酸は多く必要としてしているようだ。また微量要素欠乏も色素の発現に影響する。

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発色を語るときあまり重要視されていないが、光合成の同化養分の絶対量だ。光合成が不十分だと花が大きくならないばかりか発色も悪くなる。

私はこれらの基礎が出来て初めて良い花が咲くと思っている。

発色には昔から「夜露を取れと」言われてきたが、これは「蘭舎から野外に出すことによって光を受ける量が増え結果として光合成が活発になり発色が良くなる」こともあるのではないだろうか。

Posted by 管理者 at 2014年09月30日(火) 06時27分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年09月24日(水)

聞きたくない話 [栽培技術]

何でもかんでも人のせいにする人がいる。自分は悪くないと言い張る人がいる。
子供が言い訳しているようで腹が立つ。
自分が頑張れば出来たのじやないかと思うと、努力していないのではないのかとか思うと、

どうでもいい話だが、数日前のこと「今年は花が悪い。葉ばかり出来て花が細い。季候のせいだ!皆そうだ!」と人が大勢居る中で豪語している人がいた。
私は自分の下手さ加減をそんなに宣伝しなくても良いのではと思ってしまったのりだが・・・
そんな話に他人を巻き込まなくても良いのではと腹が立ったのだった。

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さて、画像は金紫鳥だが新芽を二つ出したためか昨年より花芽が幾分細い。
花芽が細いと当然花数は少ない。そして上がりも悪くなる。
ただし花茎の伸びはこの時期の管理でかなり違ってくると思う。
花は4輪以上あれば展示会で十分通用する花になることが出来る。花茎を伸ばして葉とバランス良く咲く咲かせば良いのだ。
ようはこれからが大事なのだが・・・
果たしてこの金紫鳥は今年どんな花を見せてくれるだろうか。

Posted by 管理者 at 2014年09月24日(水) 06時58分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年09月20日(土)

瓶苗 [エビネ栽培]

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また買ってしまった。
オークションに出ていたので入札したら落ちてしまったのだが・・・
見ているとポチっと行ってしまうのがオークションの怖さだ。
欲しかったわけではない。ただ瓶出しをもう一回やってみたい気持ちがあった。
今年はそこそこ上手く育てることができたが、もう一回やって技術的に確立したという気になってみたかった。やるからにはある程度の納得いく成果が欲しいのだ。

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瓶の中には苗が20本合った。

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これを6号の駄鉢2鉢に植え込んだ。

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こんなざっとした植え方だがこれで良く育つ。

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今回は瓶3本植え付けた。

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この要領で昨年6月に植え付けた鉢。
鉢から零れんばかりに育っている。

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根も上等だろう。

Posted by 管理者 at 2014年09月20日(土) 20時14分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年09月15日(月)

金紫鳥 [雑記]

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この中に金紫鳥が4鉢ある。展示会用の一鉢と、先に紹介した4芽ものとバック出しの2鉢だ。

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どれか解るかな?

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右の2鉢がバック出しだが、4〜5年生の成木を昨年の7月(左)と11月(右)に1芽ずつ外していた物だ。成木は55センチ以上あるが、7月に外した物は新芽がほとんど親葉になっている。


Posted by 管理者 at 2014年09月15日(月) 21時37分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年09月11日(木)

寒蘭苗 [山紀行]

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今年は順調に苗を回収している。画像は今日の収穫。

ただ、この状態の苗なので探すのは大変なのだが・・・・

一週間〜10日で坪を回っているのでこんな小さな苗になってしまう。人に採られないように回っているのもあるが、大きくなったらすぐに鹿に食べられるので、鹿との競争になっているのだ。本当は後1ヶ月は山に置きたいところだ。

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これを育て上げる自信が無いととってもダメだが、画像の左の鉢のように3年もすると大きく育てることが出来る。これには技術がいる。企業秘密だが・・・・

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駄鉢に植えているのは採取して2〜3年の蘭だ。
そろそろプラ鉢に取らないといけない。

Posted by 管理者 at 2014年09月11日(木) 22時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2014年09月04日(木)

鉢の消毒法 [栽培技術]

次亜塩素酸カルシウム製剤である「ケミクロンG」が鉢消毒には万能だとは思っているが、使用法や処理方法を誤れば十分な効果が出ない場合もあるかもしれない。

私は基本的には鉢は洗浄してから1000倍液に10分以上浸漬しその後天日干ししている。
病気が疑われるものは、洗浄作業による菌の飛散を防ぐため一度未洗浄のまま消毒しその後(乾いてから)洗浄し再び10分以上浸漬している。
土については明らかに病気と思われる鉢の土は廃棄して再利用はしない。
なお、「腐敗病」や「ウイルス病」と診断した株は処分できる物は鉢ごと廃棄している。

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「ケミクロンG」以外の鉢の消毒方法は、こちらも効果があるのではないかと思う。

ガスコンロに鉢を逆さに掛けてあぶるのだ。

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2〜3分もかけていると100℃を越えてくる。

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上の方(特に足)が熱伝導が低い? 途中で逆にしたら良いかもしれない。

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糸状菌なら60℃10分、ウイルスはCymMV65〜70℃10分、ORSV90〜95℃10分が滅菌の目安だ。


「鉢の消毒法」の続きを読む

Posted by 管理者 at 2014年09月04日(木) 21時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 5 )

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