もうひとつの  Woody note

                                                                     管理人の       本音のブログ

5

2018


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

検索


カテゴリーリスト

2018年05月20日(日)

散水について [雑記]

これから大変な季節に入る。
梅雨や台風等で雨の日は、光線不足で光合成が出来ないことが心配だが、これからの季節、植物は光線が十分あっても光合成が出来ない、あるいはしない事があるからだ。
それは乾燥時とくに夏場の高温時には人にとってはあまり乾燥していなとい思われる程度でも植物は乾燥から自身を守るために気孔を閉じてしまう。結果光合成が出来ない。

これは飽差という概念で説明されている。ただ飽差がどう言うことか解っても、最新式の施設で無い限り飽差を考えた光合成管理をすることは難しい。先にアップした飽差表をもう一度見て欲しい。
気温30℃以上は湿度80%以上ないと気孔が開かないという絶望的な現実がある。

画像(300x199)・拡大画像(1200x798)

このタイマーは床下散水をコントロールしている。
設定は昨年秋のままだ。試行錯誤して最終この設定になったと思う。

6時に始まって9時45分まで連続散水、それから15分の間欠で13時45分までの散水となっている。ただし最終は10月上旬だったので、7〜8月は15時か16時までは間欠散水をしていたと思う。

ここで言いたいのは、光合成を促進するための高湿度(80%以上)にするには夏場の午後は床面散水だけでは叶わないと言うことだ。午後からは専ら舎温を下げるための散水だ。
光合成はあくまで午前中が勝負で、それは日の出とともに始まる。

画像(300x199)・拡大画像(1200x798)

こちらは扇風機用のタイマー。8時から16時までの設定にしている。
これもあくまで光合成を促進するためだ。

画像(300x199)・拡大画像(1200x798)

こちらは屋根裏排気の寒気専用のタイマー。
15分の間欠で24時間連続設定。だがサーモコントローラーが噛んでいる。温度が上がらないときは作動しない。

Posted by 管理者 at 2018年05月20日(日) 14時22分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 3 )

コメント

focke さん
床にホースで散水するのもしないよりずっと良いと思います。私が蘭を始めた頃、竹内は潅水しない日は床に水まきしていました。自分は不思議に思ったのですが昔からの玄人の技だったと思います。

katsuya さん
飽差の概念は一般的な物であって植物により対応は違ってくると思います。寒蘭がどうかは解りませんが、植物は悪環境に適応しようとします。自分の出来る範囲で工夫することで答えてくれると思います。

woods 2018年05月21日 20時50分 [削除]

おはようございます。
飽差表には参ったです。私の蘭舎は小さいので水を撒いても乾きやすく住宅街なので乾燥しやすいです。なるだけ湿度を保とうと今年からトロ舟(プラ箱)に水を溜め、その上にエキスパンドメタルを敷き蘭を置いています。結果は今のところ見えません。湿度保持は難しいので出来るだけ温度を上げない努力をしたいと思います。

katsuya 2018年05月21日 11時01分 [削除]

こんばんは。
気温30℃以上は湿度80%以上。
昨年までは3日に1回程度の水遣りしかしていませんでしたが、今年は照度を考えると、午前中にヒマにまかせ頻繁に床に散水してみるつもりです。
果たして湿度が期待どおりになるか。

focke 2018年05月20日 21時54分 [削除]

コメント投稿フォーム

名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

トラックバック

トラックバックURL

http://www.tosaran.com/club/a-blog/tb.php?ID=417

ページのトップへ ページのトップへ

雑記の最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2011 Tosakanran's Site Woodynote All rights reserved.