2017年01月25日(水)
土作り [管理記録]
今日は第三蘭舎の土が無くなったので作っていた。
前回から西土佐の竹内の山のダケを使っている。
何の変哲も無いそこら辺の石だ。
この辺では道路工事をしているところでよく見かける法面に普通に出ている石だ。
竹内のは私が使っていた石よりかなり硬い。木槌でたたいて細かくしているが結構力がいる。
今日は良く乾燥していたので土の色がよく解ると思うが、竹内が使っていた石は白いところが多い。これは粘土質の土だ。四万十川沿いなので大昔に川底に堆積した粘土が層をなし、これと褐色森林土がほどよく混ざって適度に固まっている。
粘土が多いと保肥力と保水力が高まる。それとある種の粘土は抗菌力が高い。知らずに使っていたと思うがいろいろと試行錯誤で栽培するなかでこの土を使って良かった点があったのだろう。竹内の晩年は土が白くなるほどこのダケを入れていた。
一応、篩でふるって大きさを3つに分けている。
大中小だが、このミカンコンテナで大が0.8杯、中が1.1杯、小が0.3杯。
それを鹿沼土やサツマ土と混ぜている。
超硬質鹿沼大 1
超硬質鹿沼中 2
超硬質鹿沼小 1
硬質鹿沼土中 4
さつま土 中 2
さつま土 小 2
ゼオライト6号 0.7
Posted by 管理者 at 2017年01月25日(水) 18時18分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
蘭の土は種類よりも大きさが重要です。それはメインのブログにも載せましたが土の三相構造に影響するからです。
自分の土もかつては粒が大きくて気相割合が高かった(40%以上)ですが、現在は粒が小さくなって30%前後になっていると思います。
気相が多いと言うことは固相と液相が少ないと言うことで水持ちが悪く乾燥が早いです。
私は市販の用土(ランパワー)を使用していますが育成には十分だと感じています。ただwoodsさんの用土と比べ乾きが早いのと、土の締まり具合もかなり違うように感じます。
配合を見ると中粒主体で大粒はかなり少ないようですね。同じようなことは出来ませんが粒の配合比率など参考にしています。
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