2012年10月22日(月)
先人たちの営み [過去記事]
【文化】を辞書で引くと
ぶん‐か【文化】─クヮ〘名〙
@ある民族・地域・社会などでつくり出され、その社会の人々に共有・習得されながら受け継がれてきた固有の行動様式・生活様式の総体。「─遺産・─人類学」「地方─史」
A人間がその精神的な働きによって生み出した、思想・宗教・科学・芸術などの成果の総体。◇物質的な成果の総体は特に「文明」として区別される。
B世の中が開けて、生活水準が向上すること。「─生活」
と出てくる。
自分はこのサイト創設以来その文化に触れてきた。
まさにAの意味で「寒蘭を趣味として愛好すること」は先人たちが築いてきた文化だと思う。
(シリーズ化しようと構想を練っていたが、なかなかまとまらないので行き当たりばったりで書いていきます。)
画像は土佐愛蘭会の会誌「寒蘭」第77号(平成6年)の178ページと179ページ。
宿毛・中村支部座談会の中で出ていた話題。
平成6年当時、西谷系の蘭が採取される産地が幡多郡で9カ所知られていて、それ以外にもたくさんある。それの多くが種まきだという内容だ。
【森沢の桃】
その中の一つの坪の蘭が花を付けた。平成18年に知人に株分けをもらったもので2度目の開花となるが、今年は朝日に当てたので桃の発色が良い。
【土佐優月No3】
こちらは命名「土佐優月」でなく3番目らしいが、花芽は桃色で上がってきた。
【ジョークの黄花】
浮鞭の刷毛もの。近くの喫茶店の蘭だが、豊雪の蕾のように青い。
Posted by 管理者 at 2012年10月22日(月) 06時30分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
土佐愛蘭会の会誌にもいくつか載っていますが、香南愛蘭会の会誌にはもっと興味のもてる記事が載っています。おいおい紹介します。
その前に
kanranさん(http://www1.ocn.ne.jp/~kanran/index.htm)がずっと以前にまとめていますhttp://www1.ocn.ne.jp/~kanran/hatuga.htm。
一度読んでみてください。
山採り・山蒔きがあっての土佐寒蘭で、昭和の時代から山蒔きされていたとは思いませんでした。
新花登場には、山蒔きは不可欠ですね。
土佐寒蘭の歴史を知る上で、土佐愛蘭会の会誌を第1号から収めたDVDを市販して欲しいです。
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