2016年10月06日(木)
台風一過 [最近の蘭舎(旧)]
こちらは台風は何事もなく、今日は朝から良く晴れていた。
防除も一昨日にやっていたし、水やりも中4日の明日で良いと思い。
月一の山登りに行ってきた。
そこそこ採れたので行った甲斐はあった。
ここで採ったと疑われるので証拠写真。
上に写っている大きな椎が証拠になるが解るかな?大人二人でも手が回らない大きな椎。
今まで何人かにこの坪は教えたが誰も信じてくれない。
今日も2組5人ほど見かけたが、下で竹内が播いた雑ばっかりを探していた。上に行かないと良いのはないと言ってるのに、ここまで来る者はいない。
目印。この近く。
ちなみにここだけの話し、竹内が種まきを始めた頃はまだ西谷物が全盛期で、日光や大君、豊雪、三光や光星を種子親にした種を良く播いていた。目的は桃はより桃になるような、黄はより黄になるような、豊雪はより豊雪らしい白になるような品種作成を夢見ていた。竹内の種まきはこの5つの西谷品種を相互に掛け合わせたものが多い。結果は想像か付くと思うが西谷様の特徴を持った蘭しか出ない。またほとんどが劣化した特徴で、今ではただの雑だ。
捌け物を採ったと喜んでいるだけであればまだいいのだが、良い品種が出た山だと言って捌け物をたいそうな値段で売っている者がいる。購入するときは西谷物(第一世代)が種子親になったような苗には手を出さないことだ。良い花が咲いても西谷だ。
こんな芸術的な株もごろごろある。
こちらは帰り道。
右のこんもりした椎山は「金紫鳥」の坪。
Posted by woods at 2016年10月06日(木) 19時54分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
こんばんは
なかなかな気温は下がらないですね!発色に悪いです。
西谷産の銘品は雑とは言いませんが無名品には中途半端な物が多いのも事実です。西谷同士を交配した場合、子は西谷物ですが元々雑種の寒蘭は育種学的にも親より形質の良い花が咲く確率は低く、西谷物であってもほとんどが桃にならない更紗や黄にならない青花です。
金紫鳥の坪は植林が太って蘭は生えなくなっています。
おはようございます。昨日は久しぶりの快晴で暑さはありましたが気持ちよかったです。因みに蘭舎の最高温度は35度ありました。
西谷物といえば私が子供の頃に近くのおじさんが栽培しており自慢をしていたように記憶しています。その方は小学生の私達に地元の蘭坪を教えて探してくるよう言っていました。当時の私は宝物を探すかのように夢中になり友達と近所の山へよく行ったものです。今思うとあの見つけた蘭はどんな花を付けたのか気になります。(雑でしょうが)
金紫鳥の坪は小さな山みたいですが、名品が出た山と聞くとただの山には見えません。
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