2016年01月16日(土)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は今シーズン一番の冷え込みとなった。
毎朝一番に蘭舎を覗くが、初めてストーブが作動しているのを見た。
家庭用の電気ストーブをおおよそ6℃で作動するようセットしている。右は家庭用の除湿器だ。
こちらは第一蘭舎。こんな小さな電気ストーブで加温はとうてい無理だが、何とか外気温+5℃くらいには保てている。
ビニール(実際はポリ)被覆は凍害予防が大きな目的だが乾燥防止効果も大きい。冬場の乾燥は葉を傷めている原因にもなるので保湿は大切だ。ただ過剰な水分が露滴として天井にたまっていく。これが葉上に落ちてくる。以前は苦労して天井のビニールに傾斜を付けるなどして葉上に落ちないようにしていたが、現在は除湿器を使っている。除湿器は一日中かけていてもこの面積では家庭用の小さな物なので湿度を80%以下にすることはない。防滴効果は高い。葉上の結露も20℃を超える高温時には病気助長の要因にもなりそれも防いでくれる。
電気ストーブはサーモスタットで作動させているが除湿器は自動だ。結露が落ちてきそうなときに作動させている。今朝もスイッチを入れた。空気の攪拌にも良い。
こちらは第二蘭舎。第一蘭舎と同じように電気ストーブと除湿器をセットしている。
こちらは第三蘭舎。
これだけ広いと家庭用電気ストーブでは間に合わない。こちらは小型の園芸用石油ストーブを使っている。
ただ、本格的な寒さになってからと思いまだ出していない。今朝は2.7℃まで冷え込んでいた。
Posted by woods at 2016年01月16日(土) 09時18分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
コメント
高知市でもそこまで気温が下がるとは驚きです。いくら舎内とはいえ寒害を甘くみてはいけないですね!
昨日はビニール被覆をしました。どんなにしようか考えていましたがWoodsさんの真似をさせてもらいました。木枠にポリを被せました。これで寒波に備えたいと思います。
私が寒蘭を始めて30年になりますが、そのころ蘭をもっていた人たちの多くが寒で蘭を枯らしていました。私は病気で蘭を枯らすより寒波で枯らしてしまうことが怖かったです。
蘭舎を立ててすぐからビニールで囲い電気ストーブを置きました。叔父はこたつのヒータを置いていましたね。
1977年の2月中村で最低気温が−10.4℃まで下がっています。4日程の寒波でしたが2日間は最高気温が0℃を下回っていました。この時高知市も−7.9℃まで下がっていますよ。
寒くなってきましたね!来週はマイナス予報みたいです。
保湿は人間も同じでうちの子供は頬をカサカサにして遊んでいます。
私の蘭舎は恥ずかしい程あちこちに隙間があるので寒風の入りが気になっていました。凍結はこちらの方はあまり気にすることはなさそうですが乾燥には注意が必要だと思います。週末はビニール被服を参考に対策したいと思います。
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