new Woodynote

第一蘭舎の欄です。

最低温度５℃に保っているので根は止まらずに生長してる。

今伸びている所は白い。よく観察してみると白いのは秋遅くから初夏にかけて伸びた所のようだ。高温の時期はどうしても雑菌や小動物の活動によって根が茶黒くなる。

[26003]「濃紅一文字１」
平成１１年に叔父にもらって作っているが、未だに展示会に出せずにいる。秘蔵中の秘蔵品だが今年は舌点が出た。

[26158]「無名青」
平成１８年山出しの初花だ。
サイズ１０．２センチ。切れと大きさは合格だと思うが次はどうだろう。

第一蘭舎は昼の明るいときは１５０００ルックスを越えてきた。

寒冷紗の張り替えは、ポリを張っているので面倒なのだが、
今日は思い切って張り替えた。

一度すべて取り除いた。

時間は１４時４１分

同じように張った。

時間は１５時３０分

時間的には１時間足らずの作業だがなかなかめんどい。

張り替えたのは
ダイオネット白色の遮光率７０％だ。
もとが同じダイオネットの６０％だから見た目にはほとんど変わっていない。

張り替え前
１５０００ルックスになる遮光前の照度は３７５００ルックス。

７０％へ張り替えると
３７５００×０．３＝１２０００ルックス。３０００ルックスは暗くなる。
１５０００ルックスを越えるのは遮光前の照度が５００００ルックスなので
半月はこれでいけると思う。

３月に入れば遮熱ネットにするが、それまでにもう一度何かしないといけない。

２日ほど更新できていなかった・・・

決算と申告書類の整理にかかっていたのだ。

嫌な事務作業もやっと終わり、今日は午前中にe-Taxで確定申告を済ました。

蘭舎はそろそろ明るくなってきた。
日がきつい場所には不織布を張った。

それと今日は年末から寒蘭の作業の傍ら、台風で崩れた法面の復旧作業をしていたが、その作業がなんとか完了した。

９月の台風だったか大雨で崩れていた。
花時期は手が付けられなかったのでほったらかしになっていた。

しばらくはどんなにしようか苦慮していた。
（土嚢方式で復旧すると大変だと思い、重い腰が上がらなかったのが本音だ。）

重機が入らない場所なので手作業で崩れた土を土嚢に詰めて積み直すだけの簡単な工事だ。

やれば出来るじゃないかというのが感想だが、完成を見ると我ながら良くやったと思う。

一応補強として、鉄筋を３０本ほど打ち込んだ。
セメントも７袋使っている。

蘭舎で撮影

[26136]「無銘紅」
画像で見るととても良い。どうしたかと思い調べてみると既に手元にない。詳細は忘れたがＮ氏にやってしまったようだ。

[26111]「無銘桃紅」
時期的なものなのか、桃紅の花がただの紅になってしまった。

「忍者」

「天童」

「春光」
出品していたのを忘れていたが、私の出品だ。

「無銘紅」
これは私の出品で仮名「桃天紅」だ。
良いところに入ったら命名しようと思っていたが、なんとか入賞はしたものの評価は低かった。
やはりこの色ではダメなのだろう。

こちらも入賞の「無銘紅」
猪野氏の出品。

この日は西日本は早々に退散し香南へ行った。

いろいろと写真を撮るつもりだったが、あいにく天気も悪かったことで暗い会場がますます暗くなっていた。
天気のせいにしたらいけないが思うような写真が撮れていない。

ひな壇はこちら

「紅徳」
銅賞に入っていた西原氏の紅徳。

この花は意外と人気がある。
雄大に咲くのがいいのだろう。

１１月２日は香南へ行く前に植木鉢センターで開催されていた西日本愛蘭クラブの展示会に寄っていた。

時間もなかったのでざっと見ただけだった。


ひな壇はこちら

その中で

北村氏の「無銘ベタ舌」と

坂口氏の「緑竜」がを目引いた。

「黄花」
黄金葉の黄花。
無銘だろう。良く咲いているがここにあった。

「三世冠」
三世冠だと思うが
桃花の部で４番目くらいになるのだろう。

「青花」
詳細は覚えていない。
青花は良い物が沢山出ていた。
どれがひな壇に上がっても良いと思うが、
あまり大きなものは上がっていなかった。


ひな壇参照

「無銘紅」

ちょっと気になった紅だった。

「土佐竜王」

本家の出品。

業者会の青「エンマの青ベタ」

舌の特徴が同じだ。出所が一緒なので同じものだろう。

蕾だった桃花が開いた。

割と切れよく咲いてくれた。

この時期なので色は良いと思うが、なによりもまともに開いてくれたのが嬉しい。
内弁は開くが咲き方が良い。

今日は今年初めての土作り（配合）をした。

「如月」

久しぶりに見たと思うが良い花だ。

この花は自分もかつて咲かせたことがあるがこんな花ではなかった。
もう一度挑戦してみたい。

「帝王」

この花は帝王なのだろうか？
私の帝王と葉姿が全然違う。

「無名黄花」

初花と言っていたと思うが・・・
本咲きを見てみたい。

「白鳳」

ここまで大株にしなくてもと思うが・・・
株分けしても処分に困るのだろう。

「貞雪」
新命名の青無点花だ。
まだ作り込まれた花でないが自然な姿が評価されたのだろう。

命名者は「京の夢」の宮崎氏。

自慢していた花だが私も初めて見た。

西土佐支部展から

「渚」
久しぶりに渚の良い花を見た。

時期的なものだろう、色はあまり良くなかった。
２週間ほど後に咲けば冴えた色になるはずだ。

「紅」
ただの紅で出ていたが紫月だ。

無名時代にわけていた。

１１月に入ってやっと花シーズンと言ったところだ。

「宮渕の舌大青」[26229]

この花は何度も咲かせている。
舌が巻かなければ良い花なのだが巻いてしまう。

「初花」[26199]
１０センチほどの花だが将来性はどうだろうか。
肩を持つのが気になる。

評価3+B

一晩のみに出かけたので
２日ブログの更新が出来なかった。
申し訳ないが酒に弱くなったので夜は眠くなるのだ。

画像は今日の第一蘭舎。

今日も植え替え作業をしていた。
特に植え替えが迫ったものがあったわけではないが、
植え替えするなら「今でしょ」的な株が何鉢かあった。
春までにしておけば後が楽だ。

蘭舎も少し明るくなってきた。
そろそろ次の遮光かと思い計ってみた。

遮光の目処は１５千ルックスを越える頃だが、

越えているのは一部なので・・・

日が差すところの平均的な照度はこんなところだ。
もう少し様子を見ることにした。

この花は正月も過ぎたがもう少し開きそうにない。

「神無月」[26066]

この花は２０年くらい前に無点舌を大きく見せて雄大に咲いたことがある。
それからはそんな花にならない。何時かあの時と思っているがどうだろうか・・・

「無名青」[26095]

この青花は初花の中で昨年一番の花だった。

「孤舟」[26062]
我が家では初めての開花だった。
この花の姿勢の良さには驚かされた。手直しはいらない。

「太湖」[26190]
この株に何度か咲かせたが、なかなか本咲きにならない。
展示会では高く上げているのを見かけるが、かなり無理をしているように思う。
この花は、これくらいの中木に４，５輪までに咲かせるのが良いのだろう。

「毛利の青」[26097]
せせらぎ似の青花。
これも中木に咲かせると良い花だ。
太湖とともに玖木産の花だがなんとなく似ている。

ちなみにこの青とせせらぎの違いは花茎の色でせせらぎの赤軸に対して青軸だ。