2017年09月14日(木)
採光管理 [最近の蘭舎(旧)]
今日は蘭舎を明るくした。台風の影響でしばらく天気が悪いのもあって早めに遮光資材を交換した。
3月28日から張りっぱなしだった75%遮光の遮熱ネット。
遮熱ネットは半年近く張っている。
冬場は45〜50%遮光のクールホワイトだったと思うが、
1月29日に25%遮光の白色寒冷紗を一部重ね貼りし、2月24日に60%遮光の白色遮光ネット、更に3月9日に70%遮光の白色遮光ネットへ張り替えている。これに適宜25%遮光の白色寒冷紗を部分重ねしていた。
6月12日から8月2日までは遮熱ネットに25%遮光の白色寒冷紗を部分重ねしていたが、真夏でも照度的には遮熱ネット1枚で良かったと思う。
それは屋根材のポリカが経年劣化と汚れで光透過率が悪くなっていてちょうどの具合だったからだと思う。
遮熱ネットはワイヤーに通して可動式にしているので窓側に寄せて束ねている。
75%遮光の遮熱ネットから70%遮光の白色遮光ネットへの変更は数字上は5%の光量増だが、実際はかなり明るい。
第一蘭舎と第二蘭舎の主な遮光資材
@遮熱ネットネット=75%
A白色遮光ネット=70%
B白色遮光ネット=60%
Cクールホワイト=45〜50%
D灰色寒冷紗=40%
Eダイオネットシルバー=30〜35%
Fクールホワイト=25〜30%
G白色寒冷紗=25%
並べてみると結構多いかな!
私はこれを取っ替え引っ替え採光管理をしている(使わなくなったのもある)。
なぜなら寒蘭作りのイロハのイが採光管理だと思っているからだ。
夏場はやや暗めに冬場は明るめに管理しているが、日中の明るい場所で大体10,000ルックスから15,000ルックスの範囲になるようにしている。
照度はもちろん天候に左右される。また蘭舎の立地や構造で日の当たり方も違ってくる。そこで大体なのだが。
実際の作業としては春から夏に向けては15,000ルックスを超えてくると遮光資材を代えるか薄いのを一枚重ね、夏から秋に向けては10,000ルックスを下回ると重ねた物を取り除くか薄い遮光資材に代える。(11時から14時頃までの間で、蘭の葉に日が当たっているところの照度を何カ所か計り、平均で15,000ルックスを超えていると遮光、10,000ルックスを切ってくると明るくする)
夏場は暑さ対策もあるのでやや暗くなるが、冬場はできる限り明るくして、15,000ルックスを下回らないようにしている。
こちらは第二蘭舎。第一蘭舎と同じにしている。
Posted by woods at 2017年09月14日(木) 19時57分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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