2016年09月17日(土)
支柱作り [最近の蘭舎(旧)]
これから支柱立てが本格的になる。
自分は以前作っていた支柱を使い回しているが、自分の作り方を紹介する。
画像は昨年使用した支柱。100本以上ある。菌が付いていたらいけないので元の部分はバーナーで焼いた。
使用しているのは2ミリ径のアルミの針金。一般的な園芸用針金だ。
これを任意の長さに切り、土に刺す部分を細工する。
赤い矢印の順にラジオペンチで折り曲げる。
出来たのはこれだ。まるで囲っている部分は花芽の近くに埋め込む部分。1センチほどの突起を作っている。
形は言葉で説明しにくいので画像を見てもらいたい。上で作った突起を花芽の前に押し込み支点とし途中湾曲させ(これでぐらつきを防ぐ)その先を土中に入れている。
土に差し込む部分は支柱直下ではなく鉢の縁になる。5,6センチ差し込む。
単純な構造だが結構しっかり支柱は直立する。
支点になる突起と先端を指で押さえながらしっかりと差し込んだ後は、垂直部分の角度を微調整する。土際から垂直である必要はないので傾いていれば途中を曲げれば良い。
真っ直ぐにしたいのは花茎であって支柱ではない。
花芽の前に差し込み、毛糸で花芽を縛っている。
支柱の先端は怪我防止のため丸めている。
Posted by woods at 2016年09月17日(土) 19時57分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
コメント
takkyさん こんばんは
支柱立て参考になりましたか。いろんなやり方があるので人それぞれだと思いますが、私はずっと毛糸派です。私のは毛糸で結びやすい支柱だと思います。
作は自分がどのような作り方をしたいかです。
苗を早く大きくして花を付けたいとか、品評会で良い花を咲かせて人をあっと言わせたいとか。私は良い物を株分けしてできる限り多く苗を作りたいですが。
そのために色々と工夫してやるのが楽しいですね。
私のやり方が参考になれば幸いです。
こんにちは
支柱の話、よくわかりました。この前の植え替えの話もですね。ありがとうございます。
私は栽培を始めて日が浅く、見られるような鉢があんまりありません。期待できそうなのに針金セットしてみましたが10鉢くらいでした。
栽培している鉢数を数えてみたら200あまりありましたが、そのうちまがりなりにも花芽が突いたのが70鉢たらず。
多くは株が小さいか、調子が出ていない、もともとバックからの増殖株が多く、まだ株ができていない、などです。
うちにも、「せせらぎ」や「緋の舞」、「好月」、「御国の花」といったWoodsさんにも縁の有りそうな銘品もあるのですが、私の栽培技術の未熟さからまだまだです。
Woodsさんのご指導でだいぶ分かってきましたので、来年は株を作りこんでもっと多くのいい花を咲かせたいと思っています。
花芽の前の空きスペースに突起部分を指で強めに押し込むのがコツです。支柱と花芽が離れていても2ミリのアルミなら簡単に曲げられるので突起から上を曲げて花芽に寄せれば良いです。
支柱は臨機応変に時々曲げながら花茎がバランス良く上に伸びるように毛糸で軽く縛り支柱に控えています。
毛糸で縛りにくい場合は長くすると良いですよ。私も若い頃は5センチほどで良かった長さが、今では10センチ超えています。
Woodsさん、こんばんは!
なるほど、支柱が安定せずなかなかうまく支柱を直立できなかったのですが、支柱の下が味噌なのですね!
そうすると3oアルミ線では太すぎることがわかります。
早速、行ってみます。
私は、不器用なので昨年教えてもらった
モールのほうが毛糸より向いているみたいです。
支柱立てのご教授有難うございました。
トラックバック
トラックバックURL
http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=613