2014年05月21日(水)
秋芽 [最近の蘭舎(旧)]
特に変わったことはないですが今日の蘭舎です。
私の蘭舎には結構伸びている新芽がある。
いくつか撮ってみた。
その前に先日買った照度計の試運転です。メインの照度計と比較してもあまり変わらない数値を示している。十倍表示なのでほぼ同じだ。
これから新芽の画像。
これは20センチは伸びている。
こちらは展開し始めている。
これも結構大きい。
こちらも展開中。
小苗にも大きな芽が出ている。
これは一番早くから伸びている新芽。
こんなものを見せると私の蘭舎は暖かくて早く春の新芽が付いて伸びていると思われそうだが、これらの芽は秋芽だと思う。秋芽は寒い冬には伸びが鈍るが、春はあまり温度が上がらなくても葉を伸ばす。
秋芽の定義が曖昧だが、年内に付いた葉芽であると言える。ただし、通常の無加温蘭舎では12月に芽が付くことはなく9月や10月に付いていると思われる(土を切っているかどうかは問わない)。
この画像は上の株の株元。
よく見ると右側にも新芽が見えている。この芽は春芽だ。
春芽は早くてもこんな感じだろう。
春芽は秋芽と比べるとかなり気温が上がってこないと伸びてこない。
細かくデータを取ったわけではないが秋芽と春芽の伸長する温度が違っているように思える。春芽を伸ばすには気温以外の要因が関わっているとしか思えない。
6月に入りもう少し暑くなれば新芽はどんどん伸びてくるが、なぜ4月に伸びないのだろう。温度以外の何かがブレーキをかけているように思えてならない。
もしかしたら花芽分化を待っているのだろうか?
Posted by woods at 2014年05月21日(水) 20時10分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
こんばんは
私の秋芽は最低温度5℃確保を目標にビニール被覆していたのでずっと伸びていたと思います。
植物は不思議ですね!神秘の宝庫です。何かをじっと待っていると思います。それはどんな植物でも子孫を如何に効率的有効に残すかに関わっていると思います。
桃は何を考えているのでしょうね?
寒蘭は今日のブログに私の考えを載せました。
写真の秋芽は、温度管理が良いと見えて成長がきわめて順調ですね。さて、春芽が、今盛んに顔を見せ始めました。しかし、成長が遅いです。もっと暖かくなって、一気に伸びる準備をしているように見えますね。小生、趣味で桃を作っています。この春も、梅くらいの大きさの桃に、袋を約160個かけました。桃の品種は、大玉白鳳ですが、青シメ位の大きさから少しもおおきくなりません。七月に入ってから急激に大きくなります。 つまり桃の実は、今、冬眠中ということです。蘭の春芽も出たものの冬眠中のような状態じゃないでしょうか。妙におかしな話ですがね。
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