2018年08月17日(金)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
10日振りの更新。この10日何をしていたかというと、2度ほど潅水した以外はほとんど何もしていなかった。
今日は暑くなかったので久しぶりに蘭舎で過ごした。
天気予報では昼から晴れると言うことだったがごらんの天気だった。
晴れたら水やりか消毒をしたかった。
おかげで、蘭舎は涼しかった。
画像は1時24分撮影、昼過ぎに27℃だ。最高温度は少し日差しが覗いたときに29℃。それでも30℃を切っていた。
この一週間降ったり止んだりの天気ですっきりしなかった。
そろそろ明るくしたら良いのだが、晴れの日はまだまだ暑そうなので遮熱ネットのままだ。
雨続きだったので次に晴れたら消毒したいと思っている。展示会に向けての世話もしていかないといけないが、本格的な作業はまだ先だ。植え替えも暑いのであまりしていない。
今していることでかわったことと言えば、花芽のリスト化をしていることぐらいだ。
そんな中で幾つか今年の期待株を紹介する。
1番目は「紫音」
一昨年本部展で準優勝となった株(昨年の金賞株とは別株?)。今年2芽新芽が出たが良い感じの大株になった。
「濃紅13349」
展示会未出品の紅花。今年はこの時期に花芽が確認できたので、中村支部展か本部展までには開いてくれると思う。株も良い感じの大株になった。
上の花を最初咲かしたとき紫月かなと思ったが昨年の花は違っている。
葉が全然紫月とは違うので全くの別物。葉は紫音に似ているが紫音の三角咲きを一文字にして弁先の切れを良くしたような花だ。
(この花は何度かオークションに出品した)
「紫月」
こちらも2芽出した。昨年バックを2芽ほど外して寂しくなっていたが(今年は花を休まそうかと思っていた)、今年の2芽が親葉になれば展示会に問題ない株になりそうだ。花の伸び次第で展示会用になるかな。
「鈴華」
しばらく良いところか無かった株だ。やっと大株になったのは良いが何年も大事に育てたので70センチ超の長葉になってしまった。本部展に間に合えばと思っている。
「無名黄花」
やっと花が付いた。玖木産の捌け物黄花で、知人が良い花を咲かせていたので分けて貰っていた。
上の4鉢は昨年も花を付けていた株でしかもそれそせれ新芽が2芽付いた。そのため新芽の伸びは遅い。それから比べると未開花株の新芽の太りは良い。
「山苗初花」
この株は平成26年8月29日に20センチほどの2枚葉小苗を山で引いた物だ。
今年の新芽に花が来た。
Posted by woods at 2018年08月17日(金) 19時05分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
コメント
tairo1008さん ご無沙汰です。
自分もこれだけあればどれか一つは良い花になりそうです。
山苗は桃を期待していますが確立は10分の1ですね。捌け物でもなかなか桃は咲かないです。
このまま涼しくなれば開花は早くなりますが、そうは行かないと思います。まだまだ厳しい残暑が続くと思いますよ。結局毎年同じように時期に咲いてしまいます。
開花時期の調整は難しいです。クーラーを入れて涼しくするくらいしか方法はないです。自然状態では蘭が開花時期を決めていてその時にならないと開かないような気がします。
一つの方法としては同じ品種を複数もって置き場所を変えて置くくらいですが(数があるとどれか早く咲くかもを期待)、それでも同じ割株なら同じ時期に咲くことが多いです。その場合遅くするには早い花芽をかいで後から出た花芽を育てることが方法としてありますが、早くするのは??ですね。
でも何か方法はあると思いますので払い越しの早咲き挑戦してみてください。
永瀬様 しばらく暑くて蘭舎に居られなかったです。
これから花時期なのでいろいろと忙しくなると思います。参考になる作業がありましたらアップしていきますね。
腐敗病は言うまでもないですが炭そ病など病気のない苗を提供したいと心がけています。(消毒のしすぎは蘭菌にもダメージを与えますが、病原菌がなくて蘭菌が適度に定着している苗は太りが良いです。)13349は今年の一番の楽しみです。今まで花が遅く展示会に持って行けなかったです。
WOODSさんお早うです。
久しぶりに更新で見れて嬉しいです。
13349は良い花でしたから
入手できてラッキーでした。
それにしても良い大株ばかりで
新芽も大きく葉痛みも見受けられず
管理の良さに圧倒されます。
花がなくても昔みたいに
葉姿で楽しめます。
いただいたのは全員元気で
良い新芽ばかりです。
長い間ご無沙汰していましたが、立派な葉姿に感銘しコメントします。紫月や鈴華の葉姿は完成品。真ん中に長い花軸が上がれば優勝ですね。広い会場ではやはり大きいものでないといけません。先刷毛の強烈な山苗初花は、樋葉で葉姿は払越しによく似ていますが、私は黄白とかけますが・・・・。良く似た刷毛ものに桃もあり楽しみです。濃紅13349は立葉ですが中央が空いているので、そこに黒紅が上がればアットいう作品になりそうですね。さて、早いですが花芽情報を少し。
超零細小屋にも45鉢の花芽が見え出した。今年の梅雨明は7月10日、昨年より3日早かった。そのせいかも知れないが上がりが早い。森家からの蘭では緋の舞、原生竜、紫月、里紅、結、沙織、福の神、本部展銀賞花、無名蘭、に花芽が見えています。払越しに早く花芽が欲しく思い、その一つの方法として、小屋の北側に窓を新設し、涼しくなった夜風をたくさん入れて一足早い秋を感知さしていますが、払いは知らぬ振り、どのようにすれば早くなるのか色々試行錯誤しています。
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