2015年08月08日(土)
水撒き効果? [最近の蘭舎(旧)]
Posted by woods at 2015年08月08日(土) 13時23分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 7 )
コメント
潅水も含めて散水は蘭舎の温度を下げる効果があるのは言うまでも無いですが、土壌水分と空中湿度がともに光合成量を制約する条件だということを考えてやっていくことが大事だと思います。
光合成は日照のある朝から夕方まで行われますが、寒蘭の場合早朝から日の当たるところでは午前中いっぱい、日の出が遅いところで遅くても午後3時頃まで行われれば十分だと思います。特に夏場は35℃前後になる午後には光合成量も急激に落ちてきます。
午前中から25〜30℃を越えるこの時期、低温の時期と比べ水不足と空中湿度不足では著しく光合成が抑制され、鉢内の十分な水と空中湿度が保たれれなければ必要な光合成量が確保できなくなります。
そのために潅水回数を多くしないといけなく、特に早朝に潅水することと午前中の散水で湿度を保つことが大事になります。
午後は特に35℃前後を越える様なときは光合成から考えると散水効果は低いですが、葉焼け防止や蘭舎内の温度を下げる観点から散水したら良いかと思います。
ただし、夕刻からは高い湿度は病気発生の原因になります。夕方から夜間25℃〜30℃で湿度80%以上あることは避けた方が良いです。
そのためには夕方からは潅水や散水はしないことです。また夕方からは窓を開放して風通しを良くすることも必要かと思います。
tairo1008さん いろいろと苦労されていますね。
葉上ミストは本当に導入したい技術ですが、病気発生の心配の無い専用施設を入れるとなったら何十万円では済まないかもしれません。
西太郎さん
この暑さには滅入りますね。昼間の蘭舎内はずっと34℃を越えています。
葉上ミストは温度を下げるのには効果大ですが、大前提として葉にかかるまでに蒸散して葉を濡らさないことです。短時間でも毎回葉を濡らすのは良くないと思います。葉上ミストを有効にするためは高圧ポンプで専用のノズルが必要です。そして天井高の確保も不可欠になってきます。
katsuya さん
この時期毎日潅水している人もいますので蘭の生育には潅水が多いのは問題ないと思います。
私は昼間出来るだけ乾燥しないようにしていますが、それでも3日(中2日)間隔で潅水しています。そして早朝潅水です。
多潅水の問題は朝潅水と比べ夕方や夜間の潅水では葉上や袴などが乾きにくくなります。それで病気の発生リスクが高くなることです。
霧散水についての経験談。
どのようなミストを発生させるかが関心ごと。10年くらい前に空中湿度保持による冷房効果を実現するために、特殊穿孔技術から生まれたチューブを欄棚上部に設備し、上水道の水圧をかけると、煙のような見事なミストが発生し、気温を下げることに成功した。しかし、このミストをやっているうちに病気が発生し出し急遽中止した。中止後は、病気の発生はなくなり蘭の発育は正常になった。蘭舎内の過湿は要注意ということです。
蘭舎内の気温を下げる方法として屋根に窓を作り、窓を常時解放して自然換気する方が余程効果的です。高温状態が続く西土佐は名品の産地。小生は高温になることを余り心配していません。土の通路への散水をまめにすることが肝心ですね。
本日の検証
@クールホワイトの上下でどれだけ温度が違うか。
(午後2時、快晴、扇風機作動)
・室内、ネット上、30cm ・・・・ 37℃
・同、ネット下、30cm ・・・・ 34℃
Aミスト(霧状)葉上1m、2分散布(扇風機作動)
・ミスト前 ・・・・・・・・・・・・ 34℃
・ミスト後 ・・・・・・・・・・・・ 32℃
結果。
クールホワイト、ミスト効果、確認できました。
課題。
◎ネットの使用は工夫次第でOK。課題無し。
◎問題は、ミスト。加湿&気温降下作用を考えると必導入である。さて、どう工夫するか!!
1〜2分刻みでセットできるタイマーを用いれば、何とかなる!!ですね。
今年には間に合わないかも。来年に向け真剣に考えます。
暑さ続きます。
健康とハチ、蛇やダニ、熱中症に十分注意し、山歩きを。
こんにちわ。毎日暑過ぎますね!これ以上晴天が続くと干からびそうです。自分は朝と夕方に蘭小屋の床へ水撒きをしていますが日中は乾燥しているみたいです。よって水遣りは2日に1度のペースです。それほど表面が乾いているような感じではないですが暑さがハンパ無いので早めの水遣りを心掛けています。問題ないでしょうか?
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