2018年08月30日(木)
今朝は [最近の蘭舎(旧)]
今日はどんな天気になるのかと考えるのが早起きしたときの日課になっている。
明日あたりから気温は下がりそうだったので天井とサイドに張っているビニールを除けることにした。
除ける作業は早く10分も掛からない。
しばらく蘭を眺めていたが今日は暑くなりそうなので水やりをすることにした。中1日の潅水だ。
昨日も一昨日も蘭舎は34℃まで上がっていたのでかなり乾いている。
今日も34,5℃になりそうだったので、潅水は葉を洗うようにたっぷりとかけた。花時期に向けて埃を落として綺麗にしたいからだ。気持ちだが直接水をかけることで葉先の枯れ込みも少なくなるような気がする。
こんなに水をかけていてスボ抜けはないのかと言われるが、今シーズンこの第一蘭舎でのスボ抜けの発生は一鉢もない。
と言うのもおかしな株は事前にこちらの第二蘭舎に移しているからだ。
こちらの枠内でも今年おかしくなったのは2鉢だけなので多くは無いのだが。
ちなみに第二蘭舎は色物の発色用に南半分をしているので、明らかに腐敗病だと思われる株は置かない。スボで終わるかなと思う物、この程度の炭そ病なら回りに移らないかと思うような物などと、他所から入れた2年以内の物を置いている。
こちらは第三蘭舎の片隅。
第三蘭舎は出入りも激しいのでおかしくなる株は毎年5,6鉢はある。他の鉢に移ったらいけないので隅にかためている。
病気で枯れる物はほとんどに感染源(ルート)がある。
肝心なことは大事な棚にやっかいな病気にかかった蘭は入れないことだ。この第一蘭舎には山苗も他所から入れたものも第二蘭舎と第三蘭舎で2年以上育て元気なものだけを置くようにしてきた。そして少しでもおかしいなと思う物は早めに隔離している。
Posted by woods at 2018年08月30日(木) 16時33分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
コメント
永瀬さん 自分は名人芸とは思っていないのですが、褒めていただきありがとうございます。
自分は根拠のない人の話を参考にしてこなかったです。誰も本当のところを話してくれなかったからです。いつもどうしてどうしてと言う疑問が残っていました。その内寒蘭も植物で何も難しいところはなく農家が普通にやっている農作物の管理で良いのじゃないかと開き直ってやってきました。ハウスでキュウリやピーマンを作る方が作業量が多くて大変ですよ!
WOODSさん今日は。
動画で水やりと土作り
消毒・照度調節等を拝見しました
水やりは葉上から結構な量の
水をかけられてますね。
それでも新芽に水が入っても
ずぼ抜けにならないようですね。
消毒も完全武装で動噴での農薬散布
ですごいです。
まるで自分が水やりや消毒をしてる気分になりました。
土の床にミスト器を引いて
石の上に蘭を置かれてるのを見て
竹内さんの同じようなビニールハウスの画像を
思い出しました。
蘭の整姿もすごく参考になりました。
名人は流石に凄いと思いました。
何かクイズに正解したような感じで嬉しいです。
葉緑素をのせない技術だったのですね。気温がなかなか下がらない私の蘭舎も参考になりそうです。
結果をまたブログで教えて下さい。
この画像では豊雪の株ですね!
よく解りましたね。まだ秘密だったのですが、水苔は花芽を囲って緑が載らないようにしています。
西谷物は8月の芽時期に色が決まると言われていて、この時期に豊雪やキンシ系は緑が濃くくすんでいるとどうしても開花の色も悪いようです。そのためこの時期に光があたることで葉緑素が増えることを抑制しています。いつまでも出来ないので花芽が見えて1ヶ月くらいの処置です。
おはようございます。
今月の潅水は全9回となりました。天気が不順だったので中1日から5日までとバラバラです。
ところで、第二蘭舎の色物発色用の写真に水ゴケをのせている鉢がありますが花芽の関係でしょうか?
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