2012年10月04日(木)
期待の星5 [コレクション]
【12246】先に紹介した地元産素心か青々?の【12014】と同じ坪採り。
【12014】も硬い葉だが、こちらは短くて超硬だ。葉が曲がらないのだ。無理に曲げようものなら葉が真ん中で裂けてしまう。
葉の長さも25センチ前後でこれ以上長くならない。これも初花で今のところ蕾は青い。
【12355】四万十町十和村十川産の刷毛
これは自分の山採り苗で、平成19年の8月に採取したもの。十川は「四万十川の誉」や「緋ノ舞」、「火の鳥」など有名な紅花が出た産地である。
町道から柚畑に上がる途中の椎林で見つけた10本ほどの中にあった1本。十川で蘭を見つけたので紅が期待できると喜んだのもつかの間、この刷毛を見つけて「ああ、ここも種まきか」と落胆した蘭採りだった。
気を取り直して、桃を期待し作っていたが、良い色で花芽が上がってきた。
Posted by woods at 2012年10月04日(木) 21時03分
コメント
【12246】はただ太らないだけのこじれた蘭だと思っていました。この株で花が付いたことに驚いています。
【12355】は、寒蘭の刷毛物は高い確率で西谷蘭の遺伝死を持っているようです。
私の地元でも古くから刷毛の出る坪がいくつかあって、私が寒蘭を始めた頃よく採りに行ったものですが、後で種まきだと人伝えに聞いています。私が落胆したのは、地元では西谷物を越える花がなかなか出ていなかったのと(自分の採取した物も良くなかった)、採取目的が紅花だったことからです。この株が良い花が咲く可能性は十分有りますので期待はしています。
超硬葉で長さも25センチ前後、これは期待したいですね。
四万十町十和村十川産の刷毛は、たとえ種まきだとしても、先人が交配親を工夫した成果ですので、面白いものに違いありません。交配か自生品かの判別は、蒔いた人以外はかなりの経験がないと難しいでしょう。
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