2011年08月19日(金)
照度計の勧め2 [寒蘭の勧め]
この画像は照度約800ルックスの時の気孔
気孔は完全に閉じている。
こちらは照度約10,000ルックスの時の気孔
気孔は空いている。中央部が詰まっているように見えるが、これは空気の泡。
右の二つの画像は同じように見える。
カメラをプログラムオートで撮った写真だ。
カメラが露出とシャッタースピードを自動で調整して自然な明るさに見えるよう調整している。
上は今朝6時45分、下が11時05分に撮影した画像。
この時の照度が、それぞれ平均800と10,000だ。
同じように左画像は
上は今朝6時46分、下が11時11分に撮影している。
この時の照度が、それぞれ平均700と8,000だ。
人間の目は精巧に出来ていて、このカメラと同じことをしてしまう。
自分が寒蘭を始めた頃、先輩の蘭舎をまわり遮光の仕方を習った。
そのときに、明るさの判断に迷った。同じような明るさに見えても、ある人は明るくしないといけないと言い。別の人は暗くしないといけないという。
明るさだけは目だけに頼ったら判断を誤ってしまう。
ということでタイトルの「照度計の勧め」になるのだが・・・
ちなみに、左は放射温度計、右が照度計。
照度計の示す700ルックスは室内の白色蛍光灯直下の数値。40型蛍光灯×2の134センチ下です。
本が楽に読める明るさですが、植物を育てることは出来ない。かなり明るい蛍光灯ですが、30センチ以内に置かないとまともに育つ明るさは確保できません。
Posted by woods at 2011年08月19日(金) 14時36分
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