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土佐寒蘭の栽培を趣味にしているWoods@管理人のブログです。

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2011年08月18日(木)

照度計の勧め [寒蘭の勧め]

画像(254x300)・拡大画像(1018x1200)

手元に古びたコピーが1枚ある。
これも出所はわからなくなっているが古い農学書にあったものだが、紫外線量」「照度」「日射量」の測定値だ。1957〜1959年の南中時、水平面、雨量0 のときの季節変化を示している。

まだ寒蘭をどう栽培しようかと試行錯誤していた時期、目にした専門書の中にあった。

上の図の照度分布を、栽培歴のなかに落としてみた。
寒蘭の栽培管理に役立つ情報はないかと専門書を読んでいてこの分布図を見つけたとき「この照度変化にもとづいて寒蘭の作業歴を作って見たらおもしろいな」とふと思い立った。
当時、ハウスみかんの栽培指導にかかわっていた関係で、ハウスみかんの栽培歴のような感じで、どうにか寒蘭の栽培歴が作れないものかと思ったのだ。

画像(300x211)・拡大画像(1200x846)

画像は最初のバージョン
【土佐寒蘭栽培暦(Ver2.0)蘭舎内ビニール被覆・小(臨時)加温栽培 栽培目標 年間出芽1.5芽 新芽の当年開花(花芽分化期前バルブ充実)西南蘭培研究同好会 H.4.4】
最初と言ってもVer2.0となっているが、この暦が外部に出たのはVer2.3の大方愛蘭会バージョンからだ。
それまでは自分用だった。懐かしい資料だが、「年間出芽1.5芽」を目標にするなど若かりし頃の大きな意気込みが感じられる。

画像(300x211)・拡大画像(1200x846)

実際に照度を測った記録が出てくるのが、平成5年から。
右の画像は平成5年の主な作業記録を栽培歴に書き込みしたもの。
こまかな照度は記載していないが、「寒蘭受光照度 平均6,000〜12,000ルックス、最低3,000〜4,000、最高15,000〜20,000」とある。別のノートには9時前から4時過ぎまでの舎外と舎内の照度を30分間隔でびっしりと記録している。それらのまとめの数値だと思われる(自分が書いたものだがどう集計したかまったく記憶にない)。

栽培歴を作ったとき先の「気孔の開閉と葉焼け」と「気孔の開度と光合成」を知っていたかということも記憶から飛んでいるが、 限界照度(表現と定義も定まっていない)のレベルがバージョン毎に違っているのでまだ知らなかったのではと思う。

*資料を読みながら思い出していると、「気孔の開閉と葉焼け」と「気孔の開度と光合成」のコピーは次の赴任地の事務所でしたものだった。


「気孔の開度と光合成」の記述【この気孔の開度がどの程度光合成量に影響しているかについては今後の課題である。】これも先生は後に解明していたと思う。(どこかに記述があったと資料を見返したが見つからなかった)

自分の記憶では3万ルックスまでは光が強いほど光合成量が多くなっていたと思う。寒蘭もイチゴ並みに照度が必要なのかと感心して資料を読んだことを覚えている。

Posted by woods at 2011年08月18日(木) 22時36分

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