2015年11月24日(火)
「緋の里」登録抹消について [お知らせ(旧)]
昨年命名した「緋の里」は登録抹消となりましたのでお詫びしご報告します。
桃花として登録申請していましたが紅の登録となったための処置です。審査命名部長に登録を取り下げるように申し出て承認されました。
昨年11月に命名申請してから桃花「緋の里」を購入された方におきましては大変ご迷惑をおかけしました。命名品でなければダメだという方に対しては返品に応じますので申し出て下さい。
緋の里は昨年の中村支部で桃花の部の金賞としてひな壇に上がりました。それを記念し命名したものでした。
命名は本部展で行うのが基本ですが支部でも命名審査員が2名以上いれば行えます。命名希望者は命名申請書を提出しますが、これは住所氏名、花色、花数、希望名、産地等を記載するだけの簡単な物です。もちろん花色は桃で出しています。これを命名審査員が命名に値すると認めたときは命名審査票を作成して会長に報告することになっています。
申請者が命名審査票を確認することは出来ませんが、確かに命名審査員は桃として登録に値するとして作成し報告してくれていました(その時の分類は桃)。
これを本部の判断で花色分類を変更して紅として命名登録されました。審査命名部長に確認したところ外弁の色が「紫紅色」と記載されていたからだと言うことでした。
分類が間違っていると訂正を求めましたが叶いませんでしたので申請自体を取り下げしました。自分としては審査命名部内の事務連絡ミスによるもので申請者には何ら落ち度は無いと思ったのですが、支部の命名審査員は自分の親しい蘭友ですので責任を突き詰めても仕方ないと諦めました。
なぜこれほど花色に拘るのかですが、土佐愛蘭会では命名の分類で展示会出品となります。紅の分類では紅の部に出品するしかありません。桃に咲いても桃の部に出品することが出来ないからです。
この花は今年も中村支部でひな壇に上がり桃花の部の銀賞となっています。昨年も今年も桃花として問題なく認められていたこの花が、紅の登録となっていては、今後は桃花の部には出品できなくなります。
なお、部長は命名写真も見たと言っていましたが、写真は画像データで送っています。これを見るにはパソコンかプリントアウトした物ですが、プリントでは撮影者の意図する色が出ないことがほとんどです。実際、今年の会誌の色はひどいものです。あれを見て色を判断することは難しく判断を誤ります。(優勝花として金紫鳥も出ていますがただの黒い花ですね。残念です!)
Posted by woods at 2015年11月24日(火) 22時24分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=392