2011年10月20日(木)
虫害 [寒蘭の勧め]
たまにはこんなのもあります。
散布間隔が10日〜14日くらいなので、その間にタイミング良く産卵されると加害されることがある。
虫は死んでいないが、蕾に痕が残った。
3輪の内2輪は無事だが、茎もかじられてた。
これらは蕾がほうき(こちらでは蕾がかたまって見えている時を言います)の時やられています。9月の上旬頃でしょうか。
殺虫剤は虫や卵に直接かからないと殺せないものや、散布成分が植物の表面(幾分浸透し)に残効として残って、その後、虫がたかると死んでしまうものや産卵した卵をダメにする物など様々なものあります。また成分に忌避効果のあるものもあり、対象とする虫に応じた薬剤選択が必要です。
画像の蕾もこれだけですので、薬剤が十分かかっていたら残効で効果があったと思いますが、たまたまかかっていなかったか、かけむらがあったからだと思います。もしこんなのが沢山あるようでしたら薬剤や散布方法を見直してください。
*これをかじった虫はおそらくハモグリバエだと思いますがすでにいなくなっていたので特定できていません。
Posted by woods at 2011年10月20日(木) 10時27分
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