2011年10月24日(月)
支柱外しその後 [寒蘭の勧め]
画像の蘭は支柱外しで紹介したものです。
あの日から14日経って開花しました。
どうでしょうか?正面がしっかり出来て良い感じではないでしょうか。
この花には12日以降まったく手を入れていません。初め蕾の方向が決まれば後は本当に楽です。
よく見かけますが、花が開いてから何とかしようと方向をいじっても、なかなかうまくいかないです。
ほとんどの花は茎に対して螺旋状に付いています。方向を一定方向にそろえるだけで自然な花配りになります。
螺旋は右回り左回りどちらでも構いません。
蘭舎の偏った採光で不自然に曲がってしまう花よりも、支柱を添えて花茎を真っ直ぐにし、花を螺旋状に配る方が本来のあるべき姿ではないでしょうか。
【27日追加】
画像は3日後の写真です。この花は花弁が弱く3日花かと思いましたが、そこそこ頑張ってくれています。
下の画像は花弁の反りを修正したものです。
これ以上補正すると不自然で、また何日かすると崩れてきますが、この状態であれば花会にも十分堪えられそうです。
初花なので次の花を見ないと何とも言えないですが、副弁長が5センチありますので、大輪の青々になります。実際、副弁の先端間も9センチを越えますので見応えもあります。
自分の花を褒めても仕方ないですが、もし本部展に開花が合えば、司ノ華(高知県では青々で登録)などとがっちり喧嘩の出来る花ではないでしょうか。
カテゴリー「寒蘭の勧め」の中で私の花芽管理と開花法を紹介しましたが、これはあくまで基本形であって、色んなやり方でやられている方も多いです。
花に手を加えるのには色んな意見があると思いますが、アレンジして色々とやって綺麗に咲かせてもらいたいと思います。
Posted by woods at 2011年10月24日(月) 21時02分
コメント
こんばんは
この花はなんとか見られる形で一週間有りそうです。
株を作り込んでもう一度咲かせたいと思います。
早咲きの蘭も色々とあると楽しいですよ。
明日は業者会の展示会があります。近くだと持って行けるのですが、高知なので見にもいけないかもしれません。
銀鈴は花付は良いけれど、なかなか株に力が付かないのでうまく咲きません。
銀鈴は我家でも開花が早い方ですので、この蘭も銀鈴の血を受け継いで開花が早いのだとすると、命名が難しいですかね。
補正も加えて1週間は楽しめる良い蘭だと思います。
こんばんは
この花は初花です。
銀鈴の交配種だと思います。銀鈴の咲き始めもこんな感じでよく見えますが、この花も3日花ではないでしょうか。ほとんどの花がそうですが、咲き始め花弁が広く見えても2,3日すると花弁が伸びるため弁幅は細くなります。銀鈴のように花弁の弱い花は内弁が開いたり花弁が反ったりします。このままで一週間もつと銘品になるのですが、この花もたぶん3日花でしょう。
こちらも今晩はずいぶん寒いです。少し寒くても窓はずっと開放ですが、昼間が暖かければ花は伸びますね。
支柱を立てただけで、見違える蘭になりましたね。
この蘭は葉姿が良く、カレンダーになりますね。
名前はなんと言うのでしょう?
我家の蘭は気温のせいで、まだ咲きません。やっと昨日2鉢の支柱を外しましたが、明日から一層寒くなるので、開花にブレーキが掛かったり、天頂近くの花間が詰まってしまいます。
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