2008年05月08日(木)
赤玉土植え中間報告 [最近の蘭舎]
まだ、何とも言えませんが、赤玉土植えがどうなっているか見てみました。
ホームセンターで売っている一番安い園芸用土で寒蘭が栽培できないかと思って、試してみています。
一袋298円の赤玉土です。鉢は4.5号と5号のポリ鉢を使用。
昨年の9月に植えた2鉢を見てみました。
9月以降に伸びたと思われる所は、それ以前に伸長したところよりも一回り太いような感じです。また、先端の伸長部位もきわめて良好です。
こちらも上と同様ですが、伸長していない古い根がかなりな数カスカスとなっていました。これが赤玉土のせいかどうかわかりませんが、伸長している根は良好でした。
赤玉土植の作場は第二蘭舎です。冬の間も、ビニール被覆していません。この状態で冬を越しました。
こちらの蘭舎は日当たりが良いので冬も暖かく、生育状況は第一蘭舎とあまり変わらないです。
現在の遮光状況。
バラ板を梁に掛けただけの簡単な物です。
上の2鉢とは、土のタイプが違っています。
800℃で熱消毒している丸みを帯びた赤玉土です。
こちらも熱消毒済み赤玉土ですが、若干小粒が多い。
ここまでの赤玉土の状況はある程度想定した結果になりました。
昨年、黒土を使って良かったという話を良く聞きましたが、私は、性質の同じような赤玉土でも同様の結果が出ると思っていたからです。
土壌条件以外で、根腐れを起こす要因を排除できれば(採光、通風、高床管理等の環境整備)、赤玉土植のデメリットは出ないと考えています。
こちらは従前の土で、プラ鉢に植え第二蘭舎に置いていたもの。
根が伸長していません。
土のせい? と一瞬考えていしまいましたが、この鉢だけではわからないですね。もう一鉢確認してみました。
一安心でした。次の鉢は正常です。赤玉土植とあまり違わないです。
上のは、よく見ると袴がおかしいですね黒ずんで病気くさいです。
病気のせいで、根の成長も止まっていて、そのために根腐れを起こしたと考えるのが合理的ではないでしょうか。
(こんな根腐れを見るとついつい土のせいだと思ってしまいますが、他に原因を探してみることも大切です。)
この鉢は昨年鉢ごと養子にきたものです。
この一年で伸びた所はとても奇麗です。
「今回の配合」はこの養子に来た蘭達の用土に影響されました。
従前の配合は、夏場伸長していた部位が褐色になっています。
通気性と保水性の改善が必要だと考えたのですが・・・
結果がわかるのは一年先ですね(^_^;)
Posted by woods at 2008年05月08日(木) 20時52分
コメント
こんばんは
nana さん
寒蘭は環境が変わると根が悪くなるようです。
私の所も他所から来た蘭は2、3年はどうしても思うような根になりません。
元の根は腐ってしまい、新たに出た所だけが良いという場合や、新たに出ても元の腐りを引き継ぎ、同じように新しい根も腐ってくるというものがあります。
aino43 さん
土は普通の赤玉です。最初の2鉢は熱消毒という文字は無かったですが、後の2鉢に使用した赤玉は800℃の熱消毒済みと袋に書いていました。
大きさは中で、どの鉢かわからなくなっていますが小も混ぜた物があったと思います。
水やりは第一蘭舎と殆ど同じ日にやっています。今のところ違えていません。
今晩は。そろそろ赤玉植えの結果を聞こうかと思ってましたら、アラびっくり!
さすがに良く出来てますねー。。
これは?硬質赤玉でしょうか?あまり粒が潰れていないようですが。。?粒の大きさはどんなでしょうか??水遣りの間隔は?色々聞いてすいませんが宜しくお願いします。
良く出来ていますね気持ちがいいです、自分の作と随分出来が違います。入手した時と年数がたつに連れてだんだんと株が小さくなって行くように思えてなりません。
次第に自身喪失を感じます。蘭の種類に関係しているのか、出来ない蘭は何年経っても同じです。作りにくい蘭作りやすい蘭てあるのでしょうか?
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