2012年09月28日(金)
農薬散布 [寒蘭の勧め]
この時期は花芽の害虫を重点的に防除しています。
薬剤散布は10日ぶりですが、今日はついでに殺菌剤と液肥を混用した。
画像は今日の薬剤と液肥。
害虫防除は蘭だけで無く通路や鉢下の地面、天井や壁など蘭舎全体に散布している。
花芽にかかった薬液。
この箒状の花芽の時が、一番薬害が出やすい。蕾の間に溜まった薬液が蒸発する過程で濃くなり濃度障害を起こす。
これを軽減するためには風通しをよくしてはやく乾燥させる。高温時に薬害は助長されるので朝夕の涼しいときに撒布する。
今回は液肥を混合しているので9時頃撒布した。
葉にかかった薬液。
液肥を効かせるため葉の裏側にもよくかかるように散布している。
Posted by woods at 2012年09月28日(金) 10時48分
コメント
fockeさん ありがとうございます。
私のサイトのデータはWoods倶楽部のメンバーの方は自由に使って構わないことにしています。fockeさんがするのならOKですよ。
woodsさん、こんばんは。
画像と共にサラリと書かれた解説ですが、教科書に載せたいくらいの薀蓄と理論を伴った農薬散布法の決定版だと思います。
woodsさんのサイトから盗用しまくって、寒蘭栽培の本(DVD付き1800円)を私でも作れそうです。
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