2012年08月11日(土)
花芽2 [最近の蘭舎]
今年は花付きはどうなのだろうか?
例年並みか少ないか。
この株は昨年も開花していたものだが、普通なら寒蘭は一度開花すると毎年花を付けていく。この株はなんとか花芽を付けた。
ここからは花芽が見えていない株で、このあとも期待できない株。
この株は新芽に栄養を取られ昨年の芽には花は付かないかもしれない。
ただ、例年なら新芽の方に花が付く可能性もあるが、今年は花芽分化しているかどうか微妙だ。
こちらは欲張って2芽出した株。
葉に栄養を取られ花は期待できない。
花芽分化していても9月以降も葉の伸張に栄養を取られ花芽は成長しないと思う(数ミリの内に止まってしまうだろう)。
見えているのは葉芽。
こんな状態では花は付かないだろう。
こんな株は根が傷んでいるか、慢性的な病気(炭そ病)かと思う。
早めに植え替えして作り直しだ。
花付きは株の状態がそれぞれ違うので一概に言えないが、私は今年は少ないのではないかと思う。
その理由は花芽分化の話に戻るが、基本的に寒蘭の花芽分化は5〜6月にしかしないと考えているので、今年の6月ほど天候の悪かった年は近年にはなく、寒蘭にとっては最悪の結果になるのではないだろうかと予想しているからである。
(花芽分化が7〜8月以降にも起こるのであれば、結果は違って来るが・・・)
Posted by woods at 2012年08月11日(土) 08時48分
コメント
おはようございます
私の予想は外れると良いですね!!
花芽分化については解らないことが多く、花付きを予想すること自体間違っているかもしれません。
平均気温が3℃違いますか、花芽にどんなに影響するかは解りませんが、たしかに葉の出は遅くなりますね。
気象庁の気象統計情報で中村と当地を見てみました。
6月は日照時間が両者とも少なく、平均気温は当地が3℃ほど低いですね。差が出るのも当然だと思いました。
花芽がゼロでは困りますが、元気な新芽でも十分楽しめます。
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