2006年11月03日(金)
システム完成 [Digitalcamera編]
フラッシュ撮影のシステムが完成しました。
試行錯誤でいろいろ試しましたが、最終的に2灯もしくは3灯をそれぞれバウンズさせました。2灯は後部へ向け反射板へバウンズし、3灯目は天井へ向けました。
まずは成果品を見てください。これは3灯撮影です。
影は殆ど見えません。フラッシュ撮影ですので絞り込むことができ被写体深度が深い画像となっています。
(絞りは10です。シャッタースピード1/60、露出補正+2.0です。)
これは2灯撮影です。天井バウンズをしていません。
3灯は影がほとんど見えないのに対し、こちらは副弁の付け根に薄い影が見えます。
(絞り11、シャッタースピード1/60、露出補正−1.0)
2灯撮影
3灯撮影
反射板はホームセンターで買ってきた白いプラダン(プラスチックの段ボール)です。91×30センチのプラダンを2枚並べガムテープで片面だけ貼り合わせました。
パソコンからカメラ操作ができます。露出を変え何パターンか撮ります。
撮るとすぐにパソコンで画像を確認できるので納得いく写真が撮れました。Photoshopで処理すると完成です。
Posted by woods at 2006年11月03日(金) 21時52分
コメント
この撮影システム、凄く参考になりますが、貧乏toshi、専門機材および知識不足のため今年も在る機材で撮影する予定です。
3灯バウンズで影が出来ない撮影できる発見、
お疲れ様です。
こんにちは.
参考になります.予想はしてたのですが,デジタルのストロボは奥が深いです.以前はバウンス使用のときはTTLでは不足で,確実な露出にはフラッシュメーターが必要と言われていました.デジカメの画像の確認には魅力を感じなかったのですが(勝負所ではノンストロボで三脚+ミラーアップ+段階露出だったので),本気で移行を考えてしまいます.
おはようございます。
このシステムでは調光は主灯で自由に調整できます。補助灯は無線で操作します。今回は1、2、3灯とも0でやりました。実際は主灯を天井の高さで加減したいと思います。
ただし、花毎には細かな調光はしません。
なぜ、露出補正なのかというとストロボに対してはパソコン側からの操作が出来ないからです。
露出は花弁に合わせたいのですが、自動露出ではD2Xでも寒蘭の細い花に合わせるのは困難です。いくつか切り替えが有りますがどれもバック紙で露出が決まっているようです。
殆どのことはカメラとストロボが自動でしてくれます。
私がするのはパソコン画面を見ながら、花弁に露出が合うよう青い花なら−側、紅い花は+側に露出補正のボタンをマウスでクリックするだけです。
北限のメールありがとうございました。
woodsさんこんばんは.
すごいシステムを組みましたね.やはりダブル(トリプル)バウンスは効果的なんですね.もちろんやったこと無いですが,雑誌で配置を見たことが有ります.
以前は天井バウンスのときは調光を+2ぐらいと教わったのですが,woodsさんは露出補正してますね.調光はしないのですか?
2灯以上のカイドナンバーの面倒な計算方法有りましたけどデジタルなら関係なしですね.ストロボ撮影ではデジタルに太刀打ちできません.
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