2018年06月05日(火)
飽差 [寒蘭の勧め(旧)]
画像は飽差表
最近よく目にする飽差だ。1℃から40℃までの温度に対した湿度40%から5%毎の飽差値を表している。3以上〜7未満を赤く強調している。飽差がどう言う物かはリンク先やネットで見て貰いたい。30℃以上はネット上に落ちていないので自作しました。もしかしたら間違えているかもしれません。間違えてたらごめんなさい。
飽差は光合成管理を考えた場合もっとも重要な要素だが、別に深く考えなくても、リンク先にあるように「おおまかには、二〇度以下では相対湿度を七〇%、二五度くらいなら八〇%、三〇度以上の高温時は八五〜九〇%で管理すると適正飽差になり、作物の生育がよくなる。」でいいのだろう。また、悪条件下では植物は生き伸びろうとして頑張るので全てが当てはまるとは思えない。もしかして寒蘭は乾燥に強いかもしれない。
逆に飽差表から光合成が破綻した黄化葉の発生原因がわかる。
通常の蘭舎なら35℃を超えるとき湿度を85%以上に保つことは困難であり、気孔の開かない状況下では弱光(1万ルックス以下)でも障害を受けやすくなる。
この赤い範囲に湿度をコントロールできれば15千ルックス以上でもスムーズな光合成ができ葉が黄化することは無いかもしれない。
湿度(飽差)管理については、私なりに出来ることはやってきたと思います。数年前から続く夏場の酷暑対策として、潅水間隔を短くしたこと、床面散水したこと、蘭棚の天井ビニールを残しサイドを1メートル高に囲っていること、等です。
Posted by woods at 2018年06月05日(火) 06時48分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=1073