2018年06月04日(月)
新シリーズ開始 [寒蘭の勧め(旧)]
自分のパソコンの中にこんな画像がある。
16年前の建設風景だ。
今ではよく見かけるが、環境制御型軒高ハウスだ。
当時はオランダ方式の大型ハウスは珍しかったと思う。一棟1ha超の大型ハウスだ。
オランダから入った全く新しい(実際はそうでも無いが規模が桁違いに大きい)農業が始まった。
その考えはとにかく光合成量を増やして収量を多くすることで、今までの土づくりや肥料とかをどうしたら良いかというレベルの農業から、高次元の未来型農業へ転換する物だった。光合成管理という概念だ。
植物の光合成に影響を及ぼす主な環境要因は気温、風、二酸化炭素、湿度(飽差)、溶液の5つで、この5つをコントロールすることで、光合成速度を高めるというものだ。
当時私はオランダこそ行っていないが、カゴメがいち早く導入したこのオランダ方式の農業を学んだ。
自分は実践部隊ではなく
この施設を導入するに当たって少し関わっただけだが。ただ当時10a当たり12〜3トンしか採れないトマトをどのようにして40トン採るかで頭を悩ませた。
このシリーズでは光合成管理という考え方から寒蘭を語っていきたいと思います。
Posted by woods at 2018年06月04日(月) 06時00分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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